人生ブンダバー

読書と音楽を中心に綴っていきます。
現在は、暇に飽かして、日々更新。

小泉信三『読書論』(岩波新書)

2008-12-23 06:00:00 | 読書
--小泉信三 生誕120年--
小泉信三『読書論』は学生時代に購入し読んだが、この本からは多くのものを得
た。[昭和46年9月10日購入]

小泉信三の本はいずれもそうだが、本書も格調高く、冷静で押さえた筆致がすばら
しい。
(最近の本はいわゆる「エンタメ系」の書き振りが目立つ。私も注意したいところ
である。)


福澤諭吉、森鴎外、夏目漱石、トルストイ・・・・・・等々が登場する。今読み返して
も、学ぶべきところが多い本である。

第1章  何を読むべきか  「大書を読め」
第2章  如何に読むべきか 「ともかく読み進め」
第3章  語学力について  
第4章  翻訳について
第5章  読書と観察
第7章  読書と思索
第8章  文章論
第9章  書斎及び蔵書
第10章 読書の記憶
 


インターネットを検索していたら、本題について、私とほぼ同い年と思われる方の
記述を発見したのでご紹介しよう。
なかやん日記[←クリック]
(なかなかの文章家でいらっしゃいます。)

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ドイツ語と私--我思う、ゆ... | トップ | 新日フィル特別演奏会「第九」 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

読書」カテゴリの最新記事