人生ブンダバー

読書と音楽を中心に綴っていきます。
現在は、暇に飽かして、日々更新。

10/3 江藤さんですか?

2022-10-09 05:00:00 | Weblog

以前書いたように、私は青葉区の老人誌(紙)『あおば』の編集
委員(山内地区代表)を「預かっ」ている。

山内地区老人会の地区会長も交代していることから一度ご挨拶し
ておこうと、あざみ野クラブ会長Oさんに、自宅の電話番号を教
えていただいて、地区会長の江藤俊夫さん(仮名)に電話する。

「もしもし、私、編集委員の〇〇ですが、一度ご挨拶に」
江藤さんは明るい調子で
「はいはい、いつもご苦労様です。では、3日(月)の11時半、
ジョナサンで如何でしょう。よろしければ、お昼をご一緒に」
「有難うございます。よろしくお願いします」

10月3日(月)、約束の時間の5分ほど前にジョナサンに到着。
店内を一周すると、一人の男性高齢者が黙々と食事をしている。
テーブルには水が二つ。

どうしようか迷ったが、男性高齢者はその人しかいない。
思い切って声を掛ける。
「大変失礼ですが、江藤さんですか?」
「はい、江藤です」
「あ、すみません、お待たせして。お電話した〇〇です。よろし
くお願いします。私は編集委員4年目になります」
と名刺を差し出す。
江藤さんは、
「もう会社務めしてないので、名刺はなくて・・・・・・」
と言いながらも、(昔の?)名刺を探すがやはりないようだ。

「お住まいはこのあたりですか?ジョナサンにはよく来られるの
ですか?」
「う、うん?娘が家の駐車場を使っているので、私はここの駐車
場を借りていて。家内が食事をまったく作らないので、三食とも
外食で」
「そうですか・・・・・・」

その後、お互い、会社時代の昔話を少々(私も若い頃に比べれば、
「雑談」できるようになったものだ)。

江藤さんいわく、
「私は某商社に37年間おりまして」
「では、海外勤務も?」
「海外はありとあらゆる所に行きました。アラスカのサーモン会
社を買収して、サーモンを輸入したり。私は75歳で、昔のことは
よく覚えているのですが、最近のことはどうも。そう、あなたも
お昼を注文しますか?」
「有難うございます。では、同じものを」
と一緒に食べ始める。

「(名刺がなければ、念のため)スマホの電話番号を教えていた
だけますか?」
と伺うと、スマホを見せてくれ、そのカバーにお名前と電話番号
が書かれている。
「電話番号はこちらですね(メモする)。あら、お名前は、俊夫
さんではなくて、俊光さん(仮名)?」
「うん」
「それは大変失礼しました。間違って聞いてしまって」
「いえいえ」


江藤さんはお忙しいのか、
「私はこれを食べたら、お先に失礼しますから」
「あ、はい。それじゃ、編集委員の資料と『あおば』をお持ちし
たので、後で読んでおいていただけますか?よろしくお願いしま
す」
「あ、はい、有難う・・・・・・」
江藤さんはご自分の分だけ精算して出て行った。

あまり編集委員の仕事に興味を示さず、今一つ腑に落ちない私。

なにげなく、スマホに目をやると、20分ほど前に着信履歴が記録
されている。

試みに、その番号に電話すると、明るい調子の江藤さんが奥の席
で手を振りながら、
「あ~、はいはい、こちらですよ~」
「(ガ~ン)大変、失礼しました。食事中ですが、すぐそちらに
伺います」

そこには、初対面の
江藤俊夫さんがずっと食事を注文しないで待
っておられた。




11:12


11:14


11:14 公園愛護会


11:17


11:20


11:23


11:24 ジョナサン


11:24


11:25 空いている。


お渡しした資料(別人に)


13:17


13:19



<午後>元気かい



14:25 F久保さんのリードで


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