人生ブンダバー

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10/1 新日本フィル第644回定期

2022-10-08 05:00:00 | 音楽

10月1日(土)、新日本フィルトリフォニー・シリーズを聴く
(於すみだトリフォニーホール)。

この日の指揮者は、私の好きな尾高忠明さん。ソリストはドイツ
からユリアーネ・バンゼ(Sop.)を迎えた。

<プログラム>  オールR.シュトラウスプログラム
1.セレナード 変ホ長調 op.7、TrV106
2.4つの最後の歌 TrV296*
--休憩--
3.交響詩「英雄の生涯」 op.40、Trv190
指揮:尾高忠明
Sop.:ユリアーネ・バンゼ*
コンサートマスター:崔文洙、伝田正秀

以下、つたない寸評を・・・・・・

1.セレナード 変ホ長調 op.7、TrV106
下手側からオーボエ2、フルート2、
ファゴット2、クラリネット2、
2列目に
ホルン4、コントラファゴット2、という管楽器。弦楽器は
上手側にコントラバス1のみ。

肩の力を抜いた尾高さんも奏者と一緒に入場。尾高さんは指揮棒
を使わない(全ステージとも)。流れるような音楽だ。
R.シュトラウス18歳の作品にして「出来上がっ」ている。
(概算演奏時間:8分40秒)


2.4つの最後の歌 TrV296*
R.シュトラウスの晩年、第二次大戦後の作品であり、私の最も好
きな曲の一つだ(特に終曲は)。
J.バンゼは長身。ピンク系のワンピースで登場。
弦楽五部は14型(14-12-8-10-6)。木管の首席は、フルート野津、
オーボエ岡(8月入団)、クラリネット山本(客演)、ファゴット
河村の各氏。

弦楽アンサンブルがすごくきれい。尾高さんの棒がバンゼにピタ
リと付け、ピアノ伴奏のようだ。転調にハッとする表現が現れる。
バンゼは声量もあり、さすが腹式呼吸に支えられた、見事なlegato
唱法の美声だが、どちらかというと子音がさほど強くない歌い方
だったかしらん(G.ヤノヴィッツばり?)。字幕はなし。
(同:22分40秒)

--休憩--
古谷野先輩(S35)と少しく談笑。
「来年のOB四連は、関西で『水のいのち』だそうですよ。如何
ですか?」
「そう。『水のいのち』は歌ったことがあるけれど、(歳も歳だ
し)関西まではちょっと行けないかな」


3.交響詩「英雄の生涯」 op.40、Trv190
R.シュトラウスが「英雄の生涯」を作曲したのは30代半ば。R.シュ
トラウス最後の交響詩となった作品だ(彼はその後オペラの作曲
に進む。オペラ出世作は「サロメ」)。
弦楽五部は14型。管楽器などもたくさん乗っており、全体では92
人になるかしらん。
6つの部分からなるが、切れ目なく演奏される、凝った曲だ。

尾高さんはここでも指揮棒を持たず、キューも控えめだが、オケ
はよく鳴っている。
出だしから熱が入っており、感動が押し寄せる。
「英雄の戦い」は、大いに盛り上がる所。パーカッションも参加、
指揮も忙しい動きだった。
最後はコンマスのソロ、全体としていったんクレッシェンドし、
dim.して静かに終わった。(同:47分35秒)

尾高さんはオケからも大いに拍手されていた。最後は譜面台の楽
譜を持って、静かに退場した。控えめなステージマナーが好まし
い。

私も許されるならブラボーを叫んだろう。


11:53 amazonで注文した本が届く。


11:57


12:11 あざみ野 各停でゆっくりと


13:22 錦糸町


13:26 子ども連れが多いと思ったら。3年ぶり?


13:27


13:28


13:30 北斎通り


13:32


13:33


13:34


13:35


13:35



13:37


14:46 休憩


14:49


15:58 お開き


16:00


16:01


16:07


16:17


17:13


17:15


17:21


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