河村顕治研究室

健康寿命を延伸するリハビリテーション先端科学研究に取り組む研究室

科研費申請書作成

2010-10-09 | 研究・講演
昨年の今日の日付のブログを読み返していて、昨年も同じく科研費の申請書作成で苦悩していたのを思い出した。
昨年は挑戦的萌芽研究の課題を全く新規に書いていたのでことさら苦しかった。
しかし、今読み返してもこの時書いた書類は緻密で非常にできが良かった。
その結果、採択率が10%前後という最難関であるにもかかわらず、この申請書は採択されたのである。

今年は基盤研究Bの申請書を書いているが、これは過去2年不採択だった課題である。
自分ではよく書けていると思い、昨年もあまり修正せずに申請したのだが、今回本気になって見直していると全然良くない。
独りよがりで緻密な研究計画書からはほど遠い申請書である。
不採択で悔しかったが、これならA判定をもらったのがおかしいくらいである。

今年はタイトルも全く新しくして、内容も大幅に改訂して採択を目指す。
昨年も2つ申請書を出したが本当に採択されたかったのはこの基盤研究Bの方の申請だったのだ。
何故かというと、この申請書に盛り込まれた新しい装置で、長年研究疑問であった現象を解明できるからである。


昨年の自分のブログに良いことが書いてあった。

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いろいろある業務を逆手にとって、雑務の中で浮かんだちょっとしたひらめきを科研費の申請書の中に書き込んでいく。
忙しいから科研費が申請できないなんて全くのでたらめである。
集中すれば他の仕事をしていてもアイデアは浮かぶものである。

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この時書いた挑戦的萌芽研究の課題は採択されたから、たぶん真実だろうと思う。
コメント
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