精神疾患なぞ患うと、
「この三十分、この十分、この一分、明日どうなるか、が勝負」なのです。
流れ弾に喰らわないようにほふく前進して、毎日を過ごしておりますが、
時折、この「流れ弾」に当たるのです。
そうなると、体調は雪崩を打って崩れていきます。
まぁ、二、三日はベッドから起きられませんね。
様々な病気に罹っている方、生命の危機に瀕するような状態、
精神疾患で言えば、「自傷行為、自殺行為(希死念慮)」は、
『いつ行くか解らない状態』という問題もあります。
私の場合は、『激』という劇薬で抜け出したのですが、
まだまだ生と死の間を綱渡りしている患者さんは大勢います。
私の経験を持って、公私共に対応していきたいと思います。
ですがねぇ・・・
私の持論ですが、いくら精神医療にたずさわっている人も邪険な態度に写る場面を見ます。
そんなことを眼前に見る度に、『健常者精神医療者の限界』を感じます。
また、『ピア(障害者)医療者が完全に患者さんの横に居て、
共に1mmもズレずにたずさわれるか?』ということも、
その現場にいる私が自問するところです。
人間が人間を知るのは難しいけど、近道はない。