「うつせみ和尚」のお説教

『うつせみ和尚の日記』二件の事故が元で『(複雑性)PTSD/鬱』になって
闘病、障害当事者として活動している者です。

うつせみ佛教問答 『時間は存在するのか?』

2017年03月12日 00時10分35秒 | うつせみ佛教問答

「また、何を言い出すんだ!」と言われるかもしれませんが・・・(^^;

これは「佛教学」、「西洋哲学」、「物理学」の世界では

『永遠の課題』と言ってもいい疑問です。

「時計が動いているじゃねぇか!!」と言われるかもしれませんが、

それは、ひとつの「目安」、「共同の仮の認識材料」とでも言いましょうか、

共同」と言いましたが、これは「危うい認識」です。

お互いに同じ感覚であるか?

相手が時間の認識を持っているか?

大変怪しい世界です。

ちょっと、物理学などをかじった人は「ビックバーンから時間は生じた」と言う人もあるが

そんなの誰が認識したのか?

「今日は短く感じた!」とか、「嫌な時間が長く感じた。」などとは、

よく日常会話であることです。

本当にその人に流れる時は長かったのかもしれませんし、

そもそも時間など無く、それぞれの勝手な認識なのかもしれません。

佛教のごく一部の集団からは「刹那滅論」というのが出てきまして、

「1刹那=1/76秒」としています。

それとこれは佛教に広くある共通認識ですが「三世実有」という考え方である。

「あらゆる現象は、『過去』、『現在』、『未来』それぞれに存在する。」と言う考え方です。

これは原始仏教の「説一切有部」という佛教集団でいわれたことですが、

今の「寺の坊主」は、『佛教の哲学』など捨てて、毎日の浄財の勘定に熱心なようで、

学問的なことは「大学に任せておけ」と言わんばかりです。

「時間とは何なのか?有りや否や?」考え出すと寝られなくなります。

ただでさえ、不眠期なのに・・・

時間の無駄?

そんな事言わずに・・・

 

 

 

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