由紀さおり 『手紙』
先月、引っ越しをして「引っ越しのお知らせ」の案内を送らせていただいたのですが、昨日以前勤めていたときの大先輩からのお便りが届きました。「メールが送れなくなったこと」「近況のおしらせ」「いつでも役立てることがあれば連絡してください」「また食事をしましょう」などなど綴ってありました。手紙を頂くだけでも涙がチョチョギレンばかりに嬉しいですね。メールは諸事情(不可抗力)で使えなくなってしまいました。コロナ禍になる前に大阪で食事をしたり、私も師匠も会社は辞めていますが、まだまだ関係は切れておりません。師匠にはひとつしんどいことをお知らせしなくてはなりませんでいた。それは私の一つ下の後輩がちょうど一年前に亡くなったこと。これは多分以前にこのブログで書いたと思いますが、その後輩が脳内出血で急死してしまいました。年下が先に亡くなることのツラさを久しぶりに痛感したのですが、師匠にとってこの後輩は大変てこずらせた奴で入社してまずは大阪の本社で1年は働かなければならないのですが「田舎に帰りたい!」とわがままを言って、師匠もなだめたのですが、なんと3ヶ月で工場がある田舎に帰ってしまいました(笑)その反動で3年で本社勤務を終える約束だった私が半年、半年とずるずる長引いて4年いることになって後輩と呑むたびに「お前が悪い!」などといって笑い話になっていました。師匠は私の手紙を読んでどんな思いになっているのやら…。師匠は人工透析治療を続けていて、今はシルバー人材センターで事務の仕事に就いて忙しくしているとのことでした。もともと仕事は出来て、理路整然と弁は立つし、深謀遠慮。こんな師匠を当初私は「キツい人」と思った時もありました(初めての関西弁と言うこともあって)。でも、私をちゃんと「しつけ」てくれた人とまだまだ関係が切れていないことはありがたい話しです。私はこんな存在にはなっていないなぁ~(・_・、)
また食事をしてお話ししたいものです。
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