ファンクス vs ブルーザー・ブロディ&ジミー・スヌーカー
『スーパーフライ』ことジミー・スヌーカさんが亡くなった。
晩年のスヌーカさんはNo.1プロレス団体の『WWE』におけるプロレスラーの
処遇について訴えていた。
プロレスラーに「筋肉増強剤」の強要し、健康状態を悪化させたこと。
当時、アメリカでは一斉を風靡した「ザ・ロード・ウォリアーズ」の
ホークさん(向かって左側)が、同じく筋肉増量剤の摂取で若くして亡くなった。
他にWWEは「高所デスマッチ」において死亡事故を起こしている。
昨今では、現アメリカ合衆国大統領である「ドナルド・J・トランプ氏」が
登場して話題になったが、レスラーの酷使、使い捨てが目立ち、
日本人レスラーで、「キラー・カーンさん」があの「ハルク・ホーガン」と
死闘を繰り広げて話題になった。
WWEがプロレスラーの使い捨てをするようになったのは、
現経営者の「ビンス・K・マクマホン」に始まる。
父の「ビンス・マクマホン・シニア」の時にはそのようなことが無く、
当時、アメリカには「プロレス三大団体」といわれる
「AWA」、「NWA」、「WWF(現WWE)」が拮抗していた。
そんな中、「AWA」は、経営が逼迫する中、経営陣がめまぐるしく変わって自滅し、
「NWA」は、後に「WCW」に取って代わり、その後規模は収縮して行った。
「WWE」は、エンターテイメント性を強く打ち出し始めたことにより、
人気が上がり、全米を席巻するまでになった。
そのエンターテイメント性を強く打ち出す為にプロレスラーを酷使したわけだ。
プロレス界では「万死に値す」存在だと思っている。
日本では「ノア」が事実上倒産し、新日本の「一強多弱」状態になり、
一興業の終了時間の遅延や新日本自体が所属プロレスラーが
多いため持て余す状態になっている。
今、現在の新日本プロレスの状況を見ていると、ストーリー性の稚拙さや集客力の無さが
目立ちもはや業界の「頭打ち」が見られる。
ハッキリ言って、今のプロレスにはワクワク感がない。
私も今のプロレス界における魅力のなさには同感です。
猪木や長州の全盛期には本当におもしろかったです。UWF対新日本にもワクワクしました。最近では橋本対小川くらいまででしょうか、プロレスって面白いなと思っていたのは。
今の新日本も技やレスラーのビジュアルは凄いのですが、鬼気迫る緊迫感というか、闘いの凄味みたいなものは、危険な技の応酬を繰り広げているのにもかかわらず何故だか感じませんね。
長州さんが現場監督をされていたときは
ストーリー性や無茶な技なんかはなくとも
満足できました。
今は、誰が現場監督をやっているのか
解りませんが、棚橋選手のブログなどを
見ていても小規模の体育館でも二階席が
ガラガラだったりしています。
新日に危機感があるのかな?と思います。