花を手向けたくて

カンゾウの花。
暑い夏に、燃えるように咲いている。

サッカーを愛したやんちゃ小僧　早すぎるピッチとの別れ

元横浜マリノス、この春からJFLの松本山雅でプレーしていた松田直樹が亡くなった。
8月2日、練習中に心筋梗塞を発症し、救急搬送されたが助けられなかった。

旦那様や次男とも「松田が…」と話した。
2日間、助かりますようにと祈っていた。

日本代表の頃から、ずっと観てきた熱いディフェンダー。
この人が出てくるとレッズが負けそうで、いやな敵だった。
マリノスで戦力外通告され、JFLの松本山雅をJ2に昇格させようと燃えていた熱い男。

2年前、天皇杯で浦和レッズと松本山雅が戦った。
レッズがそこで勝てば、秋田で次の試合があるはずだった。
当時松本山雅はまだJFLでもなかったから、当然レッズが勝ち上がるとチケットを入手していた。
テレビ放映はなかったから、旦那様と携帯片手に速報を聞いた。

「ええっ、1点取られたって」
「うわっ、2点取られた、負けちゃうよレッズ」

結局、フィンケレッズは完敗。
そのときから私の中で、松本山雅の注目度がアップした。
JFLに昇格した松本山雅に松田直樹が移籍したときは、「熱くなるな、松本山雅！」と思った。

なのに……。

三年前の八月、ちょうどこんな暑い時期に、同期生の小児外科医の松田君が亡くなった（おなじ松田…）。
一緒にいろいろバリバリやっていた、熱い仲間だった。
バドミントンで汗を流したあと、自宅で心筋梗塞で倒れた。
AEDは間に合わなかった。

神様はどうして、情熱的な人を選んでお空に連れていってしまうのですか？

なんだか体調も悪くて進まず。
今日もびよよよ～～ん　(*^　__　^*)