川天使空間

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認知症は悲しい

2012年03月03日 05時20分51秒 | 家族
画像は、たそがれ時の窓辺にたたずむリン。

母の認知症、これまでにない速度で進行している感じ。
つねに独り言を言っている。
「櫛もハンカチもあるわね。櫛もハンカチもあるわね……」
ぶつぶつと、エンドレスに繰り返す。
まちがえた時「ちがうよ」と言うと機嫌を損ねるので、「だいじょうぶだよ、いいんだよ」となだめる。
母をなだめる回数がずんずん増えていく。
一日中母と一緒の父は、かなり消耗しながらがんばっている。

食事の様子も変わってきた。
昨日は夕食時に、ハンドバッグを持って来た。
しばらく前からご飯とおかずに交互に箸を付けることができなくなっていたが(一皿完食で次の皿へ)、次に何を食べたらいいかわからなくなった。

食器洗い機に食器を入れて、洗剤を入れてスイッチを押すのが母の仕事だった。
洗剤がどこにあるかわからなくなった。
生ゴミをコンポストに持って行く仕事も、行方不明になりそうでできなくなった。

今日は雛祭り。
「お母さんが作ってくれたちらし寿司、美味しかったよね」
そんな話をしても、母が乗ってくれなくなったのが寂しい。

辛い時は創作。
幸せだった子ども時代の雛祭りのこと、書いてみようか。
お雛様の代わりに、ありったけの人形を飾ったっけなぁ。
今日もびよよよ~~ん (*^ __ ^*)

コメント (4)
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