川天使空間

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ぼくたちの勇気 漆原智良・編著 進藤かおる・画 国土社

2013年11月19日 05時29分22秒 | 創作・本の紹介
心といのちを守る5つの童話(全2巻)、一巻目が出版です。

一巻目「ぼくたちの勇気」の内容は、

 はじめての握手       井嶋敦子   「いのち」
 ウドちゃんとチョロくん   季巳明代   「体格差」
 ぼくたちの勇気       漆原智良   「いじめ」
 みんなそろってキックオフ  かとうけいこ 「花粉症」 
 あいさつおじさん      高森優芽   「不審者」

と、なっています。

漆原先生の本に託すお気持ちが、カバーにこう書かれています。

 自分で自分を守るために。
 子どもにもできることって、なんでしょう?
 この本には、自分を守るための ヒントがつまっています。

教室や学校で子どもたちの心やいのちを脅かすさまざまな問題を、
「もしこんなことが自分に起こったらどうしよう」
と、童話を通して、まさに自分のこととして考えてもらいたい。
そんな期待をこめて書かれた作品たちです。

各作品のすぐあとに、「みんなで考えよう!」という解説部分があります。
「命を粗末にしちゃいけないよ」なんてただ言っても、子どもたちにはピンときません。
でも、主人公の気持ちになっている子どもたちなら、ちょっと言葉を付け加えれば、想像力を働かせて理解してくれるはず。

お家で遊びモードの時に読むには、ちょっと真面目すぎるかな。
でも、お母さんやお父さんと一緒に、あるいは教室でみんなと一緒に読むには、ちょうどいい真面目さ加減と思います。

自分の心といのちについて「真剣に考える」こと。
子どもにとってだけじゃなく、大人にとっても、とても大切なことです。
でも、そんなこと、きっかけがなければそうそうできません。
この本が、そんなきっかけになれたらいいな。

著書が出るといつも学校へ持っていきますが、この2巻はまさにうってつけ。
進藤かおるさまの表紙・イラストもとってもすてき。
学校に持っていくのが楽しみです!

やっぱり、本が出るって、いいなぁ。
編集者さまに指摘いただいて直して、自分の書き方の悪いくせがよくわかって。
漆原先生、皆様、ありがとうございました!
今日もびよよよ~~ん (*^ __ ^*)
コメント (16)
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