堀米薫さまの、圧倒されるノンフィクション新刊です。
原発被害から立ちあがろうとする、飯舘村の女性農業者-渡邊とみ子さん。
「あきらめないことにしたの」というタイトルのとみ子さんの詩を堀米さまが読み、とみ子さんと出会うことに。
「同じ農業者の視点から」と、綴られた物語は、なんとも清々しく。
震災前から、とみ子さんは飯舘村の特産品を世に出そうとがんばっていました。
じゃがいも「イータテベイク」と、かぼちゃ「いいたて雪っ娘(ゆきっこ)」です。
じゃがいもを種芋として世に出すには、植物防疫官の検査に合格せねばなりません。
研究会の会長に就任したとみ子さんは、馬鈴薯植物防疫補助員としてじゃがいもの病害虫を調べては報告します。
今年産のじゃがいもも合格すれば種芋として認定されるとなった2011年。
あの震災ですべてが崩れてしまいます。
福島第一原発から40㎞も離れた飯舘村で、とみ子さんは遠くの「どーん」という爆発音を聞きます。
そして飯舘村は、放射線汚染地区となって立ち入り禁止に…。
「あきらめないことにしたの」と復活するとみ子さんの姿に、たくましく生きる植物や動物の姿に、つよく胸を打たれます。
そして、なんとさわやかな読後感。
勇気をもらって、本を閉じました。
堀米さまにしか書けない、圧倒的なノンフィクション。
読んでからもしばし、呆然としていましたっけ。
東北童話塾で、堀米さまの講演があります。
どんなお話が聴けるか、いまから楽しみでなりません!
「生きる」背中を押してくれる本って、ほんとうにすばらしい。
今日もびよよよ〜〜ん (*^ __ ^*)
原発被害から立ちあがろうとする、飯舘村の女性農業者-渡邊とみ子さん。
「あきらめないことにしたの」というタイトルのとみ子さんの詩を堀米さまが読み、とみ子さんと出会うことに。
「同じ農業者の視点から」と、綴られた物語は、なんとも清々しく。
震災前から、とみ子さんは飯舘村の特産品を世に出そうとがんばっていました。
じゃがいも「イータテベイク」と、かぼちゃ「いいたて雪っ娘(ゆきっこ)」です。
じゃがいもを種芋として世に出すには、植物防疫官の検査に合格せねばなりません。
研究会の会長に就任したとみ子さんは、馬鈴薯植物防疫補助員としてじゃがいもの病害虫を調べては報告します。
今年産のじゃがいもも合格すれば種芋として認定されるとなった2011年。
あの震災ですべてが崩れてしまいます。
福島第一原発から40㎞も離れた飯舘村で、とみ子さんは遠くの「どーん」という爆発音を聞きます。
そして飯舘村は、放射線汚染地区となって立ち入り禁止に…。
「あきらめないことにしたの」と復活するとみ子さんの姿に、たくましく生きる植物や動物の姿に、つよく胸を打たれます。
そして、なんとさわやかな読後感。
勇気をもらって、本を閉じました。
堀米さまにしか書けない、圧倒的なノンフィクション。
読んでからもしばし、呆然としていましたっけ。
東北童話塾で、堀米さまの講演があります。
どんなお話が聴けるか、いまから楽しみでなりません!
「生きる」背中を押してくれる本って、ほんとうにすばらしい。
今日もびよよよ〜〜ん (*^ __ ^*)