いただっきー！-昭和へのタイムスリップ- KHODS(子どもの本大好き)編著 銀の鈴社

昭和生まれの童話作家さん5人による、昭和へのタイムスリップの物語。
国土社「ぼくたちの勇気」でご一緒していただいたかとうけいこさまから送っていただいた。
「衣・食・住・遊び・行事」と、懐かしさてんこもり。

かとうけいこさまの「衣」は、「ワンピースのメロディ」。
東京オリンピックにビートルズにグループサウンズの時代。

千枝子は姉の陽子からバービー人形をおさがりにもらって、人形のゆかたを縫う。
家で真っ先に買った家財道具がミシンという、洋裁上手のお母さんから教わりながら。

姉の陽子のピアノの発表会で、千枝子はお母さんに作ってもらった陽子とお揃いのワンピースを着せてもらったり、
お父さんのスーツをリサイクルしてジャンパースカートを作ってもらったり。
転校生の杉太にほのかに心を寄せる千枝子は、修学旅行の東照宮で杉太に「すっごく、かわいい服だね」と言われ、どきどきっとするなどなど。
「昭和」が手作りの衣服で、うわっと蘇ってきた。

はせべえみこさまの「行事-祭りばやしが聞こえる」も良かったなあ。
「虫おくり」「警護がいる獅子舞」って、旦那様の地方でもやっていたのかな。
「ハッカパイプ」って今もあるのかな。
懐かしすぎて、ほんとうにタイムスリップしそうになった。

かとうけいこさま、すてきなご本をありがとうございます。
ますますのご活躍を！

お墓参りに行ってちょっとファイルを開いて。
今日もびよよよ〜〜ん　(*^　__　^*)