川天使空間

work, write, and fish! __ >゜)))彡  

児童文芸2017 10・11月号

2017年10月05日 06時06分58秒 | 創作・本の紹介
表紙は風馬さまの秋らしい写真。
アケボノソウと紅葉のコントラストがすてき。

特集は「現代の子どもの心を見つめて」。
冒頭に漆原智良さま。
「表面的には明るい表情の奧で」に強くうなずいた。
「書こうとする題材の奥の本質を探り当てたうえで、言葉を紡ぎ出さなければ本物の児童文学作品は生まれてこない」
このラストの言葉は重い。

そして沢田俊子さまの障害のある子どもたちへの思いと著書の数々。
たくさん読ませていただき、たくさん救いをいただいた。

私もエッセイ「小さな心の それぞれの闇」を載せていただいた。
杉の子病棟の子どもたち、私が踏み込めない深い闇を持っている。
本が、その闇を少しでも明るくしてくれれば、歩きやすくしてくれればと信じて、本読みを続けている。

せいのあつこさまの「板になったおとうさん」はまたまた感動。
森川成美さまの「衣川 十二歳の刺客」は山場に向かってドキドキだし、
新井悦子さまの「ねこのノンタ学校へ行く」はかわいらしく(えっ、トムって)。
松弥龍さまの「ちいさなかみさまは」あったかく、
嘉瀬陽介さまの「北風の贈り物」は楽しくて。
ブックプラザの開隆人さま・土山優さま、ここに載せてもらえる本を書きたくなる文章で。
同人誌紹介のふくだのりこさま、ふくださまらしいやさしい文章。

はあっ、やっぱり児童文学って、いいな。

刺激を受けて書いた。
今日もびよよよ〜〜ん (*^ __ ^*)
コメント
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