川天使空間

work, write, and fish! __ >゜)))彡  

ぼくの毎日をかえた 合氣道 高橋うらら・文 岩崎書店

2019年09月06日 05時54分09秒 | 創作・本の紹介
サブタイトルに「だれでも100%の力を出せる極意」とあるこの本、
童話塾in東北の会場で入手してきました。

著者紹介にあるように、高橋うららさまは大学時代に合氣道部所属。
現在も続けておられます。
そして童話塾講演会の演者、岩崎書店の島岡理恵子さまも合氣道の有段者で、この本を編集されました。
そんなタッグで作られた本は核心をついた「本物」にまちがいありません。

私は童話塾の講演会司会だったのに緊張してしまい、「佐藤さん」を「高橋さん」と間違えたりで散々でした。
なのに、高橋うららさまも島岡さまも、言葉や姿勢にぶれがありません。
「きっと合氣道のせいだ」と勝手に解釈し、本を読み始めました。

 いつも注意されてばかりで消極的な五年生の氣一郎。
(亡くなったおじいちゃんが名前に「氣」の字を入れた)
 四年生の時から身体のでかいクラスのボス・虎之助に目を付けられていた。
 虎之助に貸した本は返ってこないし、掃除をやれと命令されて一人で掃除するはめに。

 そんな自分に較べて、となりのクラスの修真はすごい。
 勉強もスポーツもできて、いつも堂々としている。
 いったいどうしたら、あんな風になれるんだろう・・

 修真が入っていった駅前のビルには、合氣道の道場の看板が。
 勧められて氣一郎も入ると・・・

物語も面白くわくわくするのですが、なにより合氣道は技を習得するというより、
「氣」のあり方を習得するものなのだなあと、感じ入りました。
そして図入りで説明された「氣の呼吸法」(付箋つけてます)、正座(合氣道では『静座』)のしかたなど、
すぐに役立つノウハウが盛りだくさん。

実際、この本を読んで仏壇の前に静座すると、「氣」が少し変わり、
数分の空き時間にも「氣の呼吸法」をやっていると、なんだか落ち着きのある自分になったような。
気持ちだけかもしれませんが、いろいろやる気も出たような。

子どもたちにもお勧めですが、緊張しいな私のような性格の大人にもぜひ読んでもらいた本です。

いいご本に出会えてよかった。
高橋うららさま、島岡さま、ありがとうございました!

呼吸の落ち着きどころがあるだけで、一日の行動が楽になった気がする。
今日もびよよよ〜〜ん (*^ __ ^*)
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする