佐々木ひとみさま、野泉マヤさま、堀米薫さま、三人合作の「みちのく妖怪ツアー」第3作です。
「ワークショップ編」と題したこの本も、またまた怖ろしい。
東京モノノケさまのイラストも、さらに恐可愛らしさを増して。
今回登場する妖怪は、天狗、きつね松明、朱の盤、サムトの婆、カマス背負い、カミカクシ。
お三人が、東北6県2つずつ担当され、恐い深い興味深いお話を展開します。
「準備してなし」とか「なじょするつもりなの?」とか、方言があったかくて。
前作を読まれた方は、これまで行方不明になっていた子どもたちは?と心配されていたはず。
今回はその解決編的なものも含まれ、今までの物語が絡み合っていい感じに着地しています。
でも、何かまだまだ深みがありそうで、もっともっと読みたい!
そう思わせるところがさすがです。
今年はイベントがみな中止になり、童話塾in東北も延期になりました。
でも、こうして東北を伝える本が出版されて、うれしかった!
ひとみさま、マヤさま、堀米さま、ますますのご活躍を!
自分が昔子どもだった頃に届けてもらった物語は、今も心にずっしり残っている。
楽しいものも面白いものも恐いものも。
歳を重ねて、大人になって読んだものより、確かに残っている気もする。
やっぱり書き続けていかないとね。
今日もびよよよ〜〜ん (*^ __ ^*)