牧野節子さまの新刊です。
四年生の俊はラッパーでユーチューバーのピカリンの大ファン。
でも、公園で一緒にピカリンのパフォーマンスを見たじいちゃんはしかめっつら。
そこへクラスメイトの英太がやってきて、じいちゃんの弟子になりたいと。
じいちゃんは波砂美家気楽という紙切り芸人なのだ。
じいちゃんに紙切りを習ううちに、俊と英太は仲良くなっていく。
そして、英太の母がボランティアをしている老人福祉施設で、紙切りの芸をやろうとするのだが……
まず「紙切り」っていうのがぐっとくる。
お客さまが出したお題をその場で切るってすごい。
俊と英太の切り方の違いも興味深い。
施設では紙切りではなく影絵を演じたのだが、老人たちは楽しかっただろうな。
そしてラストの展開にびっくり。
さすが牧野さま。
童話を書き始めたとき、牧野節子さまの『童話を書こう!』を読んだ。
たくさん教えていただいた。
ますますのご活躍を。
読んでまた自分の創作を見直す。
東北の書き手仲間おしのともこさまが絵を描かれた『かあちゃんに金メダル』と、
田沢五月さまの『海よ光れ!』の課題図書のお知らせが。
おめでとうございます!
今日もびよよよ〜〜ん (*^ __ ^*)