川天使空間

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『トモダチデスゲーム』 ④ もえぎ桃・作 久我山ぼん・絵 講談社青い鳥文庫

2023年05月30日 05時06分16秒 | 創作・本の紹介
東北の書き手仲間・もえぎ桃さま、トモダチデスゲームの4巻は「類は友を呼ぶ」。
1巻2巻3巻それぞれとんでもない展開だった。
読む前からわくわくして、ページをめくった。

 ケンカ上等の最強女子・永遠の友人、小学校で一緒だった音羽。
 超話題のオーデション「トモダチオーデション」を永遠にみせてくれた。
 エントリーするだけで電子マネーが1000円分もらえ、予備審査通過すれば10000円!
 スマホのアプリ画面を見ると金色のスマイルマーク。
 トモダチゲーム管理室とティーチャールームを破壊したはずなのに、これは?
 その真偽を確かめるべく、友人の蓮・天地とともにエントリーし……

このシリーズで大好きなところ三つ。
①キャラが濃い、すごい、だけじゃなくいちいち納得できる人物設定。
②キラキラに見えて、実は深い人間関係。
③勉強になる(笑)。

新しいキャラは、男子なのに可愛い音羽に、小四で天使のような女の子きゅるん。
三つ子で占い師のセカイ・ミライ・リカイ。
一回目のオーデションで優勝したモデルのような優々に、優等生タイプの伊集院。
それぞれのキャラが深くて、しかも人間味もあって面白い。

友人の天地は表裏があるキャラだが、かわいいきゅるんを、
「永遠、見た目や印象にだまされないことが肝心だよ。人は見かけによらないって言うだろ」
蓮がぼそっと「天地が言うと、説得力がありすぎるな」。
こういうテンポもすごくいい。

私は伊集院の言葉、
「わたし、空気読めませんから。100万人が黒だと言っても、白を黒だとは言いません。
 白は白、黒は黒です」
これにすごく共感した。

今回「勉強になった」のは「人間関係」だった。
とくにディスカッションが良かったな。

第5巻の発売は秋だそう。
楽しみがまた増えた。

もえぎ桃さま、ますますのご活躍を!

昨日の小児科外来は大忙しで、小児救急明けで疲れてしまった。
でも夕べはゆっくり眠ったから、療育センターの本読みがんばろう。
今日もびよよよ〜〜ん (*^ __ ^*)
コメント
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