カモシカの子どもを拾って育てた老夫婦のお話、事実をもとにした絵本です。
山里にすむカネオさんとレイコさん夫婦が崖の下でみつけたのは、
まだ臍の緒がついたカモシカの赤ちゃん。
足をけがしていて、崖の上から落ちたよう。
役場に相談し、カモシカが独り立ちする1年後には山へ返すことに。
幸福の「フク」と名付けられたカモシカは、怪我も癒え、老夫婦の子どものように育って行き……
1年後には山に返さなければならないが、さてどうなったのか。
ラストは泣けて泣けて。
鈴木びんこさまのカモシカの絵がすてき。
とくに、フクの瞳にカネオさんの姿が映っている絵、ぐっときた。
北川チハルさま、鈴木びんこさま、ますますのご活躍を!
カモシカの子どもは私たちにもおなじみの動物。
こんなこともあるよなと思いながら読んだが、ラストはやばかった。
今日もびよよよ〜〜ん (*^ __ ^*)