どうしても読みたいと思っていた山本悦子さまのこのご本、やっと読めました。
むねの なかが、モヤモヤ してる。
「わたし、学校、いきたく ないみたい」
一年生のべんきょうがつまらないマユ。
すきなものが少ないきゅうしょくもいや。
「なんかさ、じゆうじゃ ないんだよね」
そんなとき、ママがビニールぶくろをさしだした。
中に、お花みたいに先がひらいたストローがいっぱい。
きょうの 五じかんめは せいかつだ。
「なかにわを しゃぼんだまの くにに しよう」
って先生がいってた……
自分を無視して話すお友だちが面白くない。
お友だちのことを「ようちだな」ってささやくマユ。
かしてあげたケシゴムをぽきっと折ったのに、
「ぎょめんにゃしゃっ」と、ふざけてあやまるぎんちゃん。
さらにむねのモヤモヤが大きくなって、きゅうしょくもきらいなネギが。
最後に残したネギを、ぎんちゃんが食べて……。
マユのもやもやにつきあいながら、面白い文章を読み進むと、
ラストは、もやもやがほんとに晴れる展開に。
パパとママも、いい味だしてるし、読んでいい気持ちになった。
あー、これぞ低学年物を読む醍醐味。
山本悦子さま、さすがです。
ますますのご活躍を!
昨日の外来は高熱の子が次々にやってきた。
明日から学校が始まるのに、だいじょうぶかな。
今日もびよよよ〜〜ん (*^ __ ^*)