
一昨日帰宅したら、配膳台の上に手紙があった。
「お母さん、自分で手紙書いたんだて」
父が得意げに教えてくれた。
「○○さんの旦那さんが亡くなって、ひとりで考えて書いたんだて。最後の時候のところは俺が教えたけど、いい手紙らろ」
手にとって読んでみた。
「おたがいに年に不足はありませんが」って(笑)。
母のユーモアは健在。
文字も文章もしっかりしている。
「お母さん、すごいじゃない。この手紙、ほんとう、すごいよ。あたし、感動した」
「手紙? そんげこと忘れたわね」
と母は返事したけれど、なんだかうれしそう。
母が認知症になってから書いた手紙は、これまでは父に言われた文を書いただけのものだった。
それがこの手紙は、どう見ても母の本心が書きつづられている。
「さびしい事と思いますが、私も井島を送ってからと心に決めて居ます」
なんて文章、父が指導するはずはない(笑)。
母は時計の文字盤を読むのも、最近調子がいい。
2年前から見たら、信じられないくらい良くなっている。
さっきやったことを全く覚えていない、物のありかがわからない、などの症状はあるけれど、それをまわりの人間がわかっているので、生活のストレスは少なくなった。
弟も横浜でボランティアを始めたとのこと。
すこしずつ、すこしずつ、生活も気持ちも落ちついて行くのがうれしい。
読んで、書いて、読んだ。
今日から二日、インフルエンザから離れられる。
今日もびよよよ~~ん (*^ __ ^*)
「お母さん、自分で手紙書いたんだて」
父が得意げに教えてくれた。
「○○さんの旦那さんが亡くなって、ひとりで考えて書いたんだて。最後の時候のところは俺が教えたけど、いい手紙らろ」
手にとって読んでみた。
「おたがいに年に不足はありませんが」って(笑)。
母のユーモアは健在。
文字も文章もしっかりしている。
「お母さん、すごいじゃない。この手紙、ほんとう、すごいよ。あたし、感動した」
「手紙? そんげこと忘れたわね」
と母は返事したけれど、なんだかうれしそう。
母が認知症になってから書いた手紙は、これまでは父に言われた文を書いただけのものだった。
それがこの手紙は、どう見ても母の本心が書きつづられている。
「さびしい事と思いますが、私も井島を送ってからと心に決めて居ます」
なんて文章、父が指導するはずはない(笑)。
母は時計の文字盤を読むのも、最近調子がいい。
2年前から見たら、信じられないくらい良くなっている。
さっきやったことを全く覚えていない、物のありかがわからない、などの症状はあるけれど、それをまわりの人間がわかっているので、生活のストレスは少なくなった。
弟も横浜でボランティアを始めたとのこと。
すこしずつ、すこしずつ、生活も気持ちも落ちついて行くのがうれしい。
読んで、書いて、読んだ。
今日から二日、インフルエンザから離れられる。
今日もびよよよ~~ん (*^ __ ^*)
お手紙の話、私もうれしくなりました。おかげさまでいい朝を迎えられました。ちょっと遅いでしょ。ちょっとインフルかも。
ええっ、インフルですか!?
うちの旦那様も風邪気味だったようですが、今日は料理道具一式(タジン鍋を作るらしい)を持ってきてます。
ひでじぃさまが倒れるなんてダメです。
ぜったい、ダメですからね!
無事にサイン会を遂行できるよう、秋田からひでじぃさまの免疫細胞に念を送ります!
こんにちは。
お母さまのお手紙、胸が熱くなりました。
お会いしたこともなければ、お話ししたこともありませんが、お手紙の字を見ているだけで、お母さまってきっと伸びやかで、まじめだけれどユーモアもそなえられているすてきな方なのだろうなと、思いました。
土日はゆっくり休養してくださいね。
母自身がいちばん「わからない」ことを辛く感じているのだなと娘は改めて思いました。
「それだとダメだよお母さん」なんて言っちゃいけないなと。
母は友人へ伝えたい気持ちが強かったから、ここまで書けたのだと思います。
母、昔から我が家でいちばんお笑い系癒し系でした。
だから認知症もいつから始まったかわからずじまい(笑)。
今日は母共々のんびりします♪
虹乃さま>
そうなんです。母の姉妹はみな達筆。
娘は今も敵いません。
そろそろ母がデイサービスから帰ってくる時間です。
「達筆」って誉められたよ、って喜ばせましょう。