川天使空間

work, write, and fish! __ >゜)))彡  

しばれる朝

2012年02月04日 05時28分57秒 | 自然観察
一年で一番寒い、立春の頃。
少しずつ日の出が早くなって、出勤時刻にちょうど朝焼けだった。

キン、と音がしそうに、凍り付いた季節の朝焼け。
雪の白と、家や樹木の黒いシルエットと、帯状の朝焼けの虹色と、春を予感させる青空。
こういう景色の中にいると、冬も悪くないなぁと思う。

書いていると幸せ。
やっぱり自分は書いてなんぼなんだなぁ。
今日もびよよよ~~ん (*^ __ ^*)

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のこされた動物たち 福島第一原発20キロ圏内の記録 太田康介 著 飛鳥新社

2012年02月03日 05時27分18秒 | 創作・本の紹介
まゆゆさんこと、加藤まゆみさまから回覧されてきたご本。
童話書き仲間で、以前もこうやって回覧したことはあるけれど、このご本の内容は格段に重い。
しっかり目を見ひらいて読んだ。

3月30日から3ヶ月間の、動物たちを追っている。
家を守ろうと、離れない犬たち。
津波で破壊された町を、とぼとぼと歩く犬、猫。

立派な犬小屋の中で、冷たくなっていた犬。
池の腐った魚を食べて病死した猫。
餌がなく、次々に倒れていく牛たち。
殺処分されてしまった豚……。

著者たちは、のこされた動物たちを保護し、飼い主のもとへ返し、里親を捜す。
たった一匹でも、その行為の重さは計り知れない。

昨日、療育センターの子どもたちに本読みをしてきた。
楽しい絵本2冊のあいだに、この本をさっと紹介した。
写真を見せて、内容を話し、子どもたちに聞いてみた。
「どう思う?」
 「かわいそう」
 「かわいそうだね」
みんなが一様に、かわいそうだと頷く。
「どうすれば良かったのかな。震災の被害を受けた宮城とか岩手の犬や猫たちは、こんなじゃなかった」
中二の女の子にきいてみた。
 「……わからない」
「そうだよね。わからないよね。でも、こんなこと、二度とないようにしなきゃいけないよね。原発のこと、考えないとね」

そんな話をしていたとき、さゆちゃんが、ぽつりぽつりと話しはじめた。
彼女は高校生で言葉が不自由だけど、ほんとうに心のきれいな子。
「こっちのへやに、おんなで、あっちが、おとこで、みんなで、ごはんたべた……」
最初はなんのことかわからなかった。

はっと気づいた。
地震の時、停電が続いて暖房もなかったとき、センターの子どもたちがどうやって過ごしたかを話してくれたのだった。
お部屋から出てホールで身を寄せ合い暖を取り、食事して、寝ていたんだ。
子どもたちが、震災で助け合ったこと、原発の事故で残された悲しい動物たちがいたことを、記憶に刻んでくれますように。

粛々と書いた。
今日もびよよよ~~ん (*^ __ ^*)

コメント (5)
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Dropbox

2012年02月02日 05時32分15秒 | その他
iPadを使い出してから、Dropboxが手放せない。
これまでUSBメモリに入れて家と職場間を移動していたファイルは、ほとんどこの中に。

USBメモリをつなぐ手間なく、PCのフォルダの手軽さで保存できてしまう。
iCloudや大容量のクラウドストレージがどんどん出てきている。
でも、iPadやiPhoneアプリ対応っていう点では、まだ他の追随を許さないDropbox。

これから、クラウドサービスはどうなっていくのかなぁ。

忙しいのに、ゆったりと書いている不思議。
今日仕事を終えたら、療育センターで本読み。
今日もびよよよ~~ん (*^ __ ^*)

コメント (4)
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ねこの窓

2012年02月01日 05時39分12秒 | 
安房直子さんの「きつねの窓」は、大好きな童話。
いちめんの桔梗の野原で、若い猟師が白いキツネに出会う。

お店の子どもに姿を変えたキツネは、猟師に指を染めることを薦める。
紫色に染めた指で窓を作ってのぞくと、懐かしいものが見えるのだ。
子ギツネが、なんともけなげでせつなくて。

リンは、雪で白く縁取られた窓で、何を見ているんだろうな。

書いたものに自信がなくなっていくのはいい傾向かもしれないと思うことにする。
今日もびよよよ~~ん (*^ __ ^*)

コメント (7)
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