加代子のつぶやき

毎日の生活で思うこと

市町村の男女共同参画推進行動計画100%の秋田県

2007-11-18 23:40:35 | Weblog

 きょうの板東久美子さんを迎えてのフォーラムは、秋田県内の市町村すべてが、男女共同参画推進行動計画を策定した、記念のフォーラムなのでした。
   全国初の自冶体100%の策定率となり、今後、その計画にそって、男女共同参画を推進していく事となります。ほんとうに喜ばしいことです。

 内閣府の男女共同参画局長さんである板東さんの講演は、基本法が出来た当時とあんまり変わっていないように思いましたが、聞くほうの側の人は、様変わりしているように思えましたので、新陳代謝して、また新たに同じようなことをやっていくのでしょう。
   講演もパネルディスカッションも、フロアからの質問を受け付けることなく、発言も市町村の人のみ・・というもので、少しがっかりしました。もっとも、質問を受け付けていたら時間が足りなくなるとかんがえたのかもしれませんが。

 男女共同参画が進まない理由のひとつに、男女の賃金格差があると、わたしは思っています。この差を縮めるために、国はもっと努力をしなければいけないし、男女共同参画局と厚労省との日常的な業務関係について(そういうものがあるのかどうかもわからないのですが) 坂東さんに質問をしたかったのですが・・・、板東さんは、終了後もたくさんの人に取り囲まれていて、なかなか近づけないまま帰ってきてしまいました。

 若年層は、専業主婦ではやっていけない時代になっています。派遣などの非正規雇用といった雇用形態ではなく、企業が個人の生活保障をきちんとしなければ、男女共同参画も少子化も、改善されないでしょう。ワークライフバランスは、安心できる生活があってこそのものです。

 きょうのフォーラムでのことばを聴きながら、ことばのみが独り歩きしないで、行動計画の実現が、どうしたらできるのか、もう一歩進めて考えていきたい、と思ったことでした。