今朝の空は、真っ赤に染まった。朝焼けは悪天の習いだが、ほぼ晴天の1日だった。海の青は深かった。ねっとりした空気もこのところの強風でさしたる不快ではなかった。相変わらず、リュウキュウクマゼミは熱を帯びた声で生命を謳歌しているが、これもひところのような騒音とは感じず、命のエネルギーの滾りのようで、むしろ、いとおしく、うらやましくも思え、オイラは、相当な歳にもなってきたようだ。
仕事を終わって、久しぶりに散髪をして、清々とした。散髪をしトニックもつけてもらったのに、ヘルメットをかぶって30分ほどマウンテンバイクをこいでひたすら汗をかいて家路についた。あてにしていた郵便受けには、いまだあさってそのために出かける野沢温泉トレイルの案内状が届かないし、年金支給停止全面解除通知も届かず、カックリとはした。
だが、今朝のこれも滾るような朝焼けは、吉と出た。メールに「伊豆トレイルジャーニー」当選のメールが。おんたけウルトラ、信越五岳エントリー不可と不快だった今年前半のエピソードをひっくり返すような幸運なお知らせ.
このような出来事は福音と受け止めなくてはならない。
今度の野沢温泉が65キロ制限20時間なら、伊豆は72k制限14時間。甘くはない。後半戦、精進して栄光をつかめという「お知らせ」なのだな。神様も、仏様も、ヒトを一方的な不幸にはしないようだ。試しているのかもしれない。ナ・ニ・ヲ?