かぜねこ花鳥風月館

出会いの花鳥風月を心の中にとじこめる日記

狼が来た

2016-11-23 08:19:38 | 日記

昨日の朝にわずかに雲間から姿を見せた下弦の月。といっても、わが天体観測手帳によると正確な下弦時刻が、昨夕の17:33とあるので、翌朝の月は、12時間ほど経過して、さらに影を深くしている半月だ。月の地形もコペルニクスのクレーターを中心にした「嵐の海」、「雨の海」、「雲の海」と暗い呼称の海が広がりを見せており、上弦と比べ翳りを深くしている。やがて消え行くということはそのようなことなのか、とマイナス思考にもなりかねない。しかし、月と暮らしているということは、「消えてもまた現れる循環の中で生きている。」、そのような、安堵を感じる暮らしである。ゆったりしたこころの日々を過ごしていこう。

が、天変地異の循環は、よろしくない。

 数日前のニュージーランドに引き続き、また日本の東北地方にマグニチュード7を超える揺れが発生し、津波の警報が出て、NHK男性アナは、マニュアルどおり、「狼が来るぞ!」と繰り返し、雄たけびを上げていた。小名浜港の映像があまりにも変化しないものだから、「ああ、またあの少年はいたずら声をあげているんだね。ニヤリ。」と、オイラはのんきに朝飯を食べながら、映像に飽きて、出勤した。

ら、大きな被害はなかったというもの、はっきりとした津波が仙台や、大洗の視聴者映像に残されていた。その、映像には、のんびりと川沿いの道を走る車が写っていたし、撮影した視聴者も、明らかに津波発生地に近接した位置で撮影していたものと思われる。オイラの心理に近しい懲りないヒトビトが、現地にも多くいたように思え、何か、また危ないなと感じたね。あの3.11の1週間前に起きた岩手沿岸での小津波を思い出したりして・・・

 

日本列島に本格的な寒気が流れるとき、先島諸島は、冷たい雲に覆われる。今日から1週間ほど、天気マークに晴れはない。室温25度とやっと「冷えてきた。」。マスコミはスーパーという言葉が好きみたいで、今冬、高緯度の地域を襲っている寒気を「スーパーシベリア高気圧」と称している。今度の日曜日の石垣島ビーチ&トレイルや翌週のNAHAマラソンは、この高気圧の恩恵を受けたいし、その次の週の伊豆トレイルの日曜日は、さっさと去ってほしい高気圧だね。身勝手だけど。

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント