午前2時に目覚め、ベランダに出てみると北斗七星が北東の空40度あたりに燦然と浮かんでいたので、お茶を飲んで体を温めてから、さあ、三脚を出そうかともう一度外に出てみると、星たちはいっせいに夜の雲に隠れたみたい。
昨日の朝は、24日のお月様が東の空に垣間見えて、その近くに木星(ジュピター)と火星(マーズ)が仕えていたが、本日12日の朝方が、もっとも接近するとの情報により、晴れるのを待つことにした。
録りためておいた山岳関係の番組からNHKBS「奇跡の絶景ストーリ 槍・穂高連峰」を眺めていたら、沈む太陽が上下に柱のような光を放つ「太陽柱」のシーン。宮沢賢治の銀河鉄道の夜に出てくる「天気輪の柱」とも
「おお、これこそ、聖観音様の立ち姿 」。絶句し、何度も、繰り返し再生させながら、カメラに収めさせていただく。年にほんの数日しか現れないという、まさに奇跡の映像をいただいた。
プリントして、額に納めて、祈りの対象にしよう。
午前6時に、もう一度ベランダに出てみると、「おお、かぐや姫が、ジュピターやマーズと仲良く語らっている」。雲間から青いヴェールを纏った25.2日のお月様とオレンジの火星と金色の木星が・・・・ほんとにしばらくぶりにベランダに三脚を広げて、しばしレリーズを押し続けた。
南の水平線は雲に覆われサザンクロスのお姿はかなわなかったが、観音様にお祈りしたおかげで、2018年1月12日かぐや姫と仲間たちを絵に納めることができた。(合掌)
NHK絶景槍・穂から「太陽柱」
まさに、光背をいただいた聖観音菩薩様のお姿
https://www.nhk.or.jp/docudocu/program/93115/3115233/index.html
http://www.nara-yakushiji.com/guide/hotoke/hotoke_toindo.html
右から木星、火星、25日のお月様
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