かぜねこ花鳥風月館

出会いの花鳥風月を心の中にとじこめる日記

雲中供養菩薩様たちの夜明け

2018-01-13 11:03:50 | 日記

今朝の室温は17度なので、外は15度以下だろう。湿度も50%程度である。予報では、最低12度というから1年の気温の底なのだろう。水平線上に雲が流れては消えているが、朝、5時から日の出に向けて晴れていたので、てんびん座のところに輝く木星と火星を撮影する。三日月が東から4時前に昇ってくるが、すでに木星たちに30度以上も離されて追いつけない。今日も、南十字は暗い雲の中。

ガラクタ箱状態のダンボールをかき回していたら、何年か前に宇治平等院ミュージアムで買い求めた「雲中供養菩薩像」のトランプがあったので、ひさびさ手にとって菩薩様たちをめくってみたら、オイラの顔は柔和になっているみたい。

今は一部がミュージアムにお引越しされているが、平等院には、落慶当時から阿弥陀様の周りの白壁に52体の菩薩様が掲げられ、皆楽器を持ったり踊ったりしていて、「どうです皆様、浄土はこんなにも楽しく、美しい菩薩様に囲まれてるんですよ。」と参拝者にアピールしてくれたようだ。参拝者の信仰はより厚いもののなったのだろうが、さて、菩薩様たちが奏でる調べはどのようなものだったのだろう。ぜひとも耳にしたいものである。

それにしても、菩薩様たちはなんでトランプの枚数と同じ52体なのだろう。あちこち検索しても分からない。もう少し、仏教の深いところを学ばないといけないのだろうが、トランプが東方からイスラムに、イスラムから西洋に伝えられたこととは無縁なのかな。1組の13という数字もキリスト教的には気になる。

菩薩様たちのカードで遊ぶのは恐れ多いので、手元に置いて、少しトランプ占いを覚えて、菩薩さまたちと触れ合っていこう。決してガラクタダンボールに打っ棄っておいていいものではない、罰が当たるというもの。

今朝の、雲、「層積雲」なのだろうか。北から東へ、東から南へ流れ、消えては、現われ、広がれば、散って、雲を見ているとまさに「色即空。空即色」、ビジュアルに理解できる。あの雲にも菩薩様たちは乗って、さまざまな調べを奏でていらしゃるのだろう。

 

https://youtu.be/sUBt3qq3gcs

 

てんびん座の中のジュピターとマーズ

 

 

てんびんを線でむすんでみた

ジュピターの周りのどれかは衛星かな

26.2のお月様は、ジュピター、マーズに置いていかれてさびしそう

 

(追記) 

不勉強を自覚している。トランプの52枚は、52週ということらしい。52×7=364 ジョーカー1枚を加えて1年の365枚、うるう年用にもう1枚のジョーカー。

なお、1から13を全部足すと91。スペード、ダイヤ、ハート、クラブで、これも364となる。不思議といえば不思議。さて、菩薩様も52週なのだろうか、だとすると

ジョーカーが、平等院のお屋根の一対の金堂鳳凰なのか。一を知って十の謎。心の平穏のために、やっぱり占ってもらおう。

https://matome.naver.jp/odai/2143736645823606701

 

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