言わなければよかったのに日記

 私が見たこと、聞いたこと、感じたこと、頭にきたこと・・・を(ありのまま)に伝えます。

道徳のことを

2017年04月07日 | 教育
 国会で論議になり、閣議でも(憲法や教育基本法等に反しない形で教材として用いることまでは否定されない)とされた“教育勅語と道徳”のことです。教育勅語を使うというような云い方をするから訳わからなくなるのです。「朕惟フニ・・・」「我が臣民・・・」といった文言のみを取りあげて中味まで云々するのは如何なものかと思います。戦前・戦中の考えで道徳のことを考えているのではありません。“教育勅語”は全否定されたものと理解しています。
 私が言いたいのは中味なのです。(父母に孝行)(兄弟仲良く)(行動は慎み深く)(他人に博愛の手を差し伸べよ)ということです。このことは教育勅語にも書かれていますが、日本人としての伝統的道徳観なのです。日本のみならず、多くの国や宗教での普遍的な心構えだと思うのです。このようなことが憲法に反するはずがないのです。したがって閣議で決定することでもないのです。当たり前のことなのです。
 子どもが親を殺す時代です、クラスメイトをいじめる時代です、当たり前のことができていない時代なのです。だからこそ何を為さなければならないのかという視点で道徳を捉えるべきです。感情でモノを云わずにキチンと論議をすべきです。

 たぶんサクラは満開を迎えているはずです。せっかくの花見なのに一日中、雨でした。

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