言わなければよかったのに日記

 私が見たこと、聞いたこと、感じたこと、頭にきたこと・・・を(ありのまま)に伝えます。

文化財保護のこと

2019年11月18日 | 歴史探偵
 文化財を案内する‘看板’をこれまでにも建てられてきましたが、去年から計画的に建てはじめました。予算に限りがあるので数年かけて整備しようと思っています。看板屋さんに相談して長持ちするように鉄製の五角形の形です。したがってちょっと高いです。木製にすると10年ほどしか持たないので腐れはしないので長持ちすると思っています。

    

 指定文化財を中心に作成していますが、今年から未指定ですが‘庚申塔’の案内看板も建てました。山江村内には山田地区に12基、万江地区に11基の庚申塔が確認できています。今年は山田5基、万江4基に建てることができました。写真は寺下の青面金剛塔です。字が見えなくなっているので、書かれてある文字を表記しています。「明和九壬辰天 大青面金剛 二月十有五日」です。明和2年は1772年、近くに庚申橋(かないさんばし)があると説明書きしたものです。庚申塔看板が9ヶ所、文化財看板が3ヶ所、矢印案内板3ヶ所が今年分でした、このことは来年に‘つづく’です。

 文化財のことを先ずは地元の人に知ってもらい、他所からの人に来てもらい、活用してもらえることができたらいいなと思っています。(え!こぎゃん、古かとやったとな?)と、すぐ近くに住む方に云われます。先ずは地元の人に知ってもらい、文化財を保護しよう、大切にしようという気持ちを持ってもらうことが大事です。そして、他所から来られた方に自慢気にわが故郷の宝物を紹介してほしいのです。そんな意味からの一歩を踏み出すことができています。

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