永年連れ添う革小物はブライドルレザーに限る。
英国王室御用達(ロイヤルワラント)の代表エッティンガーや
グレンロイヤルやホワイトハウスコックス等の
ブライドルレザーは牛脂や蜜蝋が入念に擦り込まれていて
牛革製品としての品質は世界最高レベル。
何百年も馬具を扱う英国ブランドは少々高価だが
実用性・堅牢度・ケアを施した経年による艶の維持は特に優れている。
バージンだとご覧の様に白粉を噴いていて
分からない人によっては白カビにも見えるだろうが
それは浅はかなのよ。
これこそがブライドルレザーの象徴で
卸し始めの儀式としてブラシや布で白粉を擦って
馴染ませれば上品な特有の艶に包まれ
この皮革がただモノではない事が分かる。
今回、新品のブライドルレザー眼鏡ケースを入手した。
さあ、始めようか・・・
ほら、馴染んできた・・・
取りあえずこの一面・・・
未処理部分と見比べ・・・
これでフィニッシュ。
ここからがエイジングの始まり・・・
多分、数十年後には良い味を醸し出して来るだろう。
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