
Made in U.S.A. Martin Fly Reel Model 63
シーズン・オフの管理釣場で近年大活躍のブリキ(Tin)製リールです。
10年以上前に新品購入してずっとデスク上のオブジェ化していたのを
4~5年前におろしました。このリールの何が良いのかと申しますと
先ず廉価。そしてブリキから発せられるクリックのラチェット音。
大型のマスと格闘する時の甲高い逆転音はフル・オーケストラ並みで
釣場全域に共鳴してしまう程の大胆不敵さ。これは面白いですわ。
クワイエット・スポーツ精神には反しますがブリキ製だから許してって感じ。
ブリキとは薄い鋼板に錫(すず)をメッキしたもので幼少の頃のオモチャは
殆んどこのブリキ製でおやじになってしまった今でも郷愁感一杯のタッチに
癒されてしまうのです。カッコ良く言うとノスタルジックって感じですわ。
釣具屋さんでもハイテク新機種に押されて最近あまり見かけなくなって
しまいましたが在庫があったら即購入をお奨めしますわ。
古いタイプでスプールのセンター軸をマイナスドライバーで着脱する
旧式タイプはコレクターアイテムとしても価値がありますよ。
背中を見せているフライフィッシャーの絵はネクタイです。
勿論、Made in U.S.A. ですわ。

ニッケルシルバー、ジャーマンシルバー、洋白、洋銀・・・
これらは全て同じ合金の呼び名です。銅、ニッケル、亜鉛の合金の事を
言いますが、硬度、柔軟性、耐食性、加工性に優れると言う特徴があり
銀白色で光沢が美しくフライの世界ではリールやロッドのリールシートの
金具に多用されています。
シルバーと呼びますが銀色と言うだけで銀は含有されていません。
身近な500円玉も実はこれと同じ合金なんですね。
ブラスやアルミ素材のリールも好きですがやはり洋銀が一番かな。
あれやこれやとリールのコレクションは増殖してしまいますわ。

「リール集めもエ~加減にしとかな、いかんヨ!」(イワナ)

残念ですが今シーズンはもう飛騨へ行く事は無理の様な感じですわ。
今年は一日フルでの釣行は事情によりとても無理でしたが
午前0時を廻った頃に自宅の名古屋港を出発して夜明けに到着。つかの間の
仮眠を取り2~3時間釣りをしてそのまま帰路に・・・。そんなパターンが
ずっとでした。ハイシーズンには名古屋港と飛騨間の往復300~400キロの
タッチ&ゴーを毎週2セット出来た時もありましたから幸せなのか
苦しいのか眠たいのか自律神経や体内時計を狂わしながらの釣行と言うより
狂行と言った方が相応しい様なシーズンだったと思います。毎年ですけどね。
飛騨であまりゆっくりも出来なかったのが心残りですわ。
自宅に居る時も睡眠時間は平均3時間強とかなりハードな生活のブッ通し。
50前の心身にはチョット過酷だったでしょうね。と、まるで他人ごとの様ですね。
月末までにチャンスが巡って来たらもう一度だけ本番釣行したいのですが・・・
ン~ッ。

私とアマゴとイワナの三角なるビミョ~な関係は今シーズンも健在でしたわ。
イワナ嬢の事は嫌いじゃありませんが繊細で可憐なアマゴ嬢との
恋仲(片想いですが・・・)を引き裂くかの様にいつもアマゴ嬢の
舞台に出没し毛鈎をひったくっていってしまいます。
アマゴ嬢は一度拗ねたらそれはもうなかなか相手をしてくれません。
賢いのもえ~加減にして欲しいものですわ。
その点、根っからの天然であるイワナ嬢は騙しやすいと言うか
手を変え品を変えをしていると相当ディープなプレイまで付き合って
くれたりもしますからウォーターベッド上の浮気相手と言うか愛人(魚?)
としては相応しかったりもしますわ。
上の画像のイワナ嬢はCDCソラックスダンのカラー、サイズの
二種を見切った後、沈黙してしまった水面にヘアウィングで
水面にぶら下がるイマージャーをドリフトするとアッサリと
咥えちゃって・・・結局、イワナ嬢はおおらかでオトナの遊びを
知っているんでしょうね。
アマゴ嬢よりナニを咥える秘技は数段上手だと思いますわ。(爆)

例えば上の水中画はトリミングも何もしていませんが自分の狙ったまま
上手い具合にフレーム内でボリューム感タップリにグラマラスな上半身
の裸体が撮れています。
何度もシャッターの切り直しをしていませんし一発で決めています。
水中に潜ってファインダーを覗いてもいません。(そんなの無理ですわね。)
オートフォーカスでピント合わせはカメラ任せですがアングル決定は
腕の見せ所でこれはもう脳内のCPUや指先センサーに頼るしかないですね。
一瞬を捉えるシャッターチャンスはサカナ釣りの一瞬のアワセにも通ずる様な
感じがしてとても面白い行為ですわ。
サカナの写真をとって(撮って)、命はとらない(取らない)。
これが kebari@流 です。
でも、サンマは美味しいから食べてしまいますけどねッ!(汗)

水で充分冷やした掌で触れてあげてくださいね。
渓魚のお肌は非常にデリケートで乾いた掌で握ってしまうと
人の体温だけで女体は火傷状になってしまいます。
ランディング・ネットを使う場合も網の部分を先に水に浸し
柔らかくしてからすくってあげてください。そうしないと
硬い網目では暴れた時に女体を覆う特性のヌルが取れてしまいます。
また、砂地や草の上に横たえたりも厳禁です。
くれぐれも S の気分で彼女達に接するのはNGですよ。
さて、今週は事情によって釣行出来そうにありません。
禁漁のカウントダウン時期になると血眼になって渓のポイント争奪戦が
繰り広げられているかの様な感じが毎年しますがどうしたものでしょうか?
山と渓の神様はきっと苦笑されている事でしょうね・・・。

「バッキャ~ロ~!」ってイワナ嬢が叫びました。
昔、ある人から「サカナに痛みはわからんぞ。」って聞いた事がありますが
絶対にサカナだって痛いに決まってますよ。人間さまみたいに神経が細かく
ないにしろハリが突き刺さって悶えて涙流して苦しんでいるんですからね。
釣りをしていて特にサカナに「悪いなァ~。」って思うのはハリをバックリと
奥まで呑み込んでしまった時にフォーセップで外してあげる最中のとても
苦しそうな顔。本当にゴメンナサイですわ。
口蓋に掛かっている時はまだしも口の奥のエラに近い部分や舌にハリが
刺さってしまった場合は本当に慎重に外してあげないと致命傷になって
取り返しのつかない事になってしまいますからね。
ハリ掛かりしてサカナが水面に顔を出した時に毛鈎が口から覗いていれば
いつも「ホッ」としますわ。
たまに素手でハリを外している最中におもいっきり暴れて指にブスッて
刺さってしまうけどそれはサカナからの返り討ちですから仕方ないですわ。
台風9号は関東、東北地方をグチャグチャにして過ぎ去って行きましたね。
被災されました方々にはこの場からでは不躾ではございますが
お見舞い申し上げます。
また、フライフィッシャーの立場として禁漁間近のフィールドがこの台風で
台無しになってしまわれた方々にも謹んでお見舞い申し上げます。
幸いにも中部地方は大した被害も無く渇水が解消された程度で済んでおります。
さて、シーズン終盤ともなり釣り欲沈静化へ気持ちを向かわせる為に
昨日は久々に毛鈎工房&SOHO化した部屋の整理をしていました。
掃除もろくにしてなかった為、書類等のゴミも大漁?ですわ。
埃の塊の中にはタイイング・ダストも一杯でダビング剤として
再利用すれば有効でアダムスのボディ剤としてピッタリのカラーの感じです。
不衛生なので想像だけに留めておきましたわ。

先日9月4日釣行時はティペットにCDCソラックスダンを中心に結びました。
反応は頗る良く咥え方も素直でフッキングも容易。
エルクヘアカディスと並んでパイロットフライとしてとても有効な毛鈎ですね。
被災されました方々にはこの場からでは不躾ではございますが
お見舞い申し上げます。
また、フライフィッシャーの立場として禁漁間近のフィールドがこの台風で
台無しになってしまわれた方々にも謹んでお見舞い申し上げます。
幸いにも中部地方は大した被害も無く渇水が解消された程度で済んでおります。
さて、シーズン終盤ともなり釣り欲沈静化へ気持ちを向かわせる為に
昨日は久々に毛鈎工房&SOHO化した部屋の整理をしていました。
掃除もろくにしてなかった為、書類等のゴミも大漁?ですわ。
埃の塊の中にはタイイング・ダストも一杯でダビング剤として
再利用すれば有効でアダムスのボディ剤としてピッタリのカラーの感じです。
不衛生なので想像だけに留めておきましたわ。

先日9月4日釣行時はティペットにCDCソラックスダンを中心に結びました。
反応は頗る良く咥え方も素直でフッキングも容易。
エルクヘアカディスと並んでパイロットフライとしてとても有効な毛鈎ですね。

この “アマゴに片想い” に掲載させていただいております画像は
当たり前ですがフル・デジタルで、つまりデジカメで撮った画像を
PCに移行したものをご覧いただいていますのでデジカメやPCの設定に
よっては実物のカラーとは違ったものがディスプレイで表現されて
います事をご理解の上ご覧いただけます様お願いいたします。

上の画像は9月3日のエントリーで掲載しましたアマゴの顔のアップ画像で
愛用のペンタックス・Optio W30 の私好みの設定で撮ったものを
ブログサイズとして450X450ピクセル内にリサイズしたものです。
濃い系の画質が好みですがこれをPCで色を柔らかくしますと下の画像の
感じになります。

そして更に明度を高い方向へ、彩度を低い方向へ修整しますと
下のこんな感じです。

どんどん色が抜けていく様な感じですが肉眼で見た時の実物に
一番近い色は真ん中の画像だと思います。
透ける様になればなるほど生命感が失われていく様に思えるのは
私だけでしょうか・・・。
当たり前ですがフル・デジタルで、つまりデジカメで撮った画像を
PCに移行したものをご覧いただいていますのでデジカメやPCの設定に
よっては実物のカラーとは違ったものがディスプレイで表現されて
います事をご理解の上ご覧いただけます様お願いいたします。

上の画像は9月3日のエントリーで掲載しましたアマゴの顔のアップ画像で
愛用のペンタックス・Optio W30 の私好みの設定で撮ったものを
ブログサイズとして450X450ピクセル内にリサイズしたものです。
濃い系の画質が好みですがこれをPCで色を柔らかくしますと下の画像の
感じになります。

そして更に明度を高い方向へ、彩度を低い方向へ修整しますと
下のこんな感じです。

どんどん色が抜けていく様な感じですが肉眼で見た時の実物に
一番近い色は真ん中の画像だと思います。
透ける様になればなるほど生命感が失われていく様に思えるのは
私だけでしょうか・・・。

今日4日は初秋の飛騨を期待して午前中ステイしていましたが
晴天で気温はグングンと上昇。無風も重なり渓に居ても汗でグッショリ。
おまけにまたもや渇水気味で流れはスロー。
入道雲もモクモクと立ち上がり盛夏再びって感じでしたわ。
朝一でグッドサイズのアマゴが群れている秘密のポイントを覗いた
のですが毛鈎を流せるレーンには出ておらず絶対に彼女達にとって
安全で複雑な枝が水面に張り出した場所でライズしていました。
まあ、そっとしておいてあげた方がよろしいようです。
ここではイタリアおやじ降参ですわ。
戦略、戦術、ターゲット変更(イワナ狙い)で再始動する事に・・・。
最近は少し渓が静かになったせいかイワナはなかなか素直に毛鈎を
咥えてくれましてお昼迄に尺クラス(少し足りない9寸強)の2尾を含む
10尾とあまりタイプではないアマゴ1尾(少しブサイク)が掛かってくれました。
この娘達にモデルになっていただき100枚程の画像を保存させていただき
艶めかしい撮影会をお昼で終了したのでありました。

そろそろ釣り欲もスローダウンしてきませんとね。
今年もそこそこ飛騨は私の欲求を満たしてくれました。
溜まった画像は法律に触れない程度の艶めかしさで(笑)
今後のエントリーでアップしていきますのでまた見てあげてくださいね。