
右肘の痛みは一向に引かない・・・
鎮痛剤ばかりに頼るのもイヤだし
四六時中、痛みばかりと対峙していて
心も病みそうな領域に届きそうな気配だ。
何とかならないものかと
セカンドオピニオン的に色々探ったら
うつ病治療に使うSSRIと呼ばれる抗うつ剤
パキシルの微量投与が効果的かもと言う情報を得た。

痛みは脳が認識するからこの薬でセロトニンを増やし
気持ちを楽にする効果を狙った合法ドラッグ治療だ。
薬に頼りたく無いがもう半年も右肘痛と付き合ってるし
一刻も早く解放されたい気分だから心療内科を受診しようと
病院に向かった・・・
しかし、心療内科は完全予約制で受診が叶わなかった為
受付事務担当の女子にパキシルを他の科で処方出来るか
尋ねてみると神経内科でも良いと言うので受診する事に・・・

待つ事、二時間強・・・
「精神科系の薬は私では出せません。整形外科に行って下さい。」
と、ドクターの問診30秒で蹴り倒されて整形外科にカルテが回り
そこから待つ事、また二時間。
「取りあえず肘のレントゲン撮影をして来て下さい。」
撮影拒否したけど「前回、撮影時から二ケ月経過してますから。」
と、放射線科に回され、そこからまた30分待ち・・・
「関節や骨に異常は見当たりません。」
「痛いのでしたら痛み止めを出しますから。」
鎮痛剤だったら腐る程一杯有る。
おいおい、違うだろ。
処方して欲しいのはパキシルだぞ。
「そんな簡単に出せる薬じゃありません。」
・・・
ダメだ。
喧嘩しそうになったよ。
本当にうつ状態の真似でもしないと通じないのかよ。
イタリアおやじは何処から見ても頑丈で健康そうに
見えるのが最大の弱点だった。
帰りの精算時に事務の女子が察して
「本当に長い時間を無駄にしてすいません。」
って謝って来たけど病院とは言え
カスタマーズ・サティスファクッションは最低レベルだ。
不満が募るばかりで一日を無駄にしたよ。
痛くても飛騨山中の木陰で昼寝をしてた方が
よっぽど癒されるわ。
