WEB上でもこのトライクと同種のトライクは登場がめっきり減ってしまっています。
二年前頃から各地区の ATV ショップから相当数の同トライクがリリースされたのですが
もう殆どの車両が鉄クズと化してしまっているのでしょう。
基本設計からダメダメで多くのオーナーは初期のトラブルに手を焼いて
購入はしたものの数百メートル転がしただけで壊れてしまって走行不能状態に・・・
面倒をみてくれるショップが無いのと、自力でメンテナンスが必要な事もあって
パーツの供給先もあやふやですし、安易に購入した方は手に負えないんでしょうね。
転がせる様に治す為に出費はドンドン嵩むし・・・
イニシャルコストを抑えてしまった方にとってはハイリスクなマシーンですよ。(笑)
スチール製パイプフレームは手作りにも劣る様な左右非対称で鉄の成分も怪しい限り。
強度不足でデフのホーシングが折れたり、スイングアームの付け根が折れたり
低精度のベアリング類のガタが発生したり、調整の効かないキャブレターが装備されていたり
バッテリーが上がったり、ボルト類がナメたり折れたり・・・
このトライクは素のままでは全く恐ろしい公道の凶器なのですが私が手配した車両は
購入時に壊れ易い基本的な部分は補強や対策をした仕様で納車してもらったのと
その後のマイナーなトラブルの対策は自らのチェックで手を加え調整をしましたので
ほぼ健全な状態を今もキープしています。
我がアイルトン・セナ仕様 MP4/5 トライクはシェイクダウンからもう直ぐ丸二年を
迎えようとしていますが現在も咆哮を轟かせてナゴヤベイエリアを快走しています。
最近、やっと涼しくなって来ましたので風を受けての爆走は気分爽快です。
そうそう、愉しみな ~音速の彼方へ のチケットは既に手配済みです。
渓流のオフシーズンはセナ仕込みフォーミュラ・トライクと管理釣り場通いですかな。