社会人になって45年間、自分へのご褒美として
毎年ずっとコレクションを増やしてきた腕時計達・・・
クオーツ式の腕時計は殆ど電池切れでそのまま不動になり
誰かにあげたり廃棄したりして処分してきた。
お洒落の一部分として腕時計を捉えたら
王道はやはりゼンマイ仕掛けの手巻きと自動巻きに限る。
現在はその日の気分と服装に合わせて25機程が稼働しているが
昨年のクリスマスに秋から世界中で話題になっている
セイコーファイブ スポーツ SKX Sports GMT SBSC001 を購入。
画像左のがそれでセイコーファイブ スポーツはこれが3機目。
とてもシンプルで端正な機械式腕時計だ。
右のは数年前に購入したお気に入りのひとつの2機目。
1機目のセイコーファイブスポーツは腕時計デビューとなる
小学5年時だから53年前、父にご褒美で買ってもらったのが第1号機。
自動巻きって言うのが嬉しくてもの凄く大事に使っていた。
しかし、その第1号機は暴れん坊の高校生の時に
左手が正義の鉄拳を放った途端、バネ棒が外れ吹っ飛び大破し破棄。
今はもう手元に無い・・・
思えば壊してしまった事がその当時以上に残念でならない。
セイコーファイブスポーツには悔しさと思い入れが強い訳。
今回のは昨年のクリスマスに届き、箱のまま未開封だったが
BUND(革当て)とオーストリッチレッグのベルトが
今になって揃ったので開封して交換後のデビューとなった。
パテックフィリップ、オーデマピゲ、ヴァシュロンコンスタンタンよりも
セイコーファイブスポーツは自分時間を刻んでいて付加価値が非常に高い。
ベルト交換して絶妙だよ、このバランスは。
お洒落な格好を完成させるパーツとして
自分の左手首に馴染む事が一番肝心だよ。
久々に良い買い物になったな。と言うより
母をお世話するオレを天国の父が見守っていて
オレへご褒美としてプレゼントしてくれたと思っておくよ。