
ヒゲナガカワトビケラのヒゲはブラウン&ダークブラウンの斑模様。
イタリアおやじのヒゲはシルバー&ブラックの斑模様。
さて、30日は今月最後の釣行となりました。
予定はしてなかった為、ゲリラ的な強行です。
夜明けの外気温は13度もあり自販機にはヒゲナガやマダラカゲロウが
沢山集会をしていて期待してしまいます。
ところが明るくなっても小雨混じりの曇天で一向に気温が上昇してきません。
水勢もやや強くモヤが掛かった暗い渓はシャツ一枚ではとても寒い感じです。
当然、ハッチもライズも目立って無く朝一にヨレた流れの中でバシャ!っと目前で
イワナがライズしたのを確認しただけでした。EHC102Yの13番をドリフトしましたが
直下迄見に来てUターンした為15番にサイズダウンしたら素直に咥えてくれました。

そしてここからが大変。
アマゴがどこからも出て来てくれません。いつも誰かが叩いた直後でも
それなりに反応するはずですが如何したんでしょうか・・・
二時間が経過してカウントにならないサイズのアマゴが5尾掛かったのみです。
お昼で退渓する予定ですから少々焦り気味でしたがその後モデルサイズが
何とか3尾掛かってくれてセーフ。(冷汗)
1尾のモデルさんとツーショットでリリースシーンの動画を撮影しましたが
この時、理解できました。「今日は水温がいつもよりかなり低いんだ。」って。
前日の雨は冷たい雨だったらしく10秒位手を浸していると痛い程で
痺れてしまう位です。アマゴの活性も低下するはずですわ。

しかし、GW前後の狂った様な高活性と比較するとその落差は激し過ぎで
今回みたいにタフなコンディション時にビギナーの方に同行してもらったら
フライフィッシングの事が嫌いになってしまうでしょうね。

お昼過ぎになり帰り支度の頃、少しハッチが始まった様ですがこんな日は
イヴニング迄居られたらもう少し尾数を伸ばせたかも知れません。