たまおのページ

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たまごのこと

2010年07月09日 | Weblog
 7月 9日

 鶏卵っていろいろありますよね。

 たかが卵ではありません。SMLなどのサイズ表示だけ
ではなくって「平飼い」,「放飼い」,「地卵」,「有精卵」
などなど・・・

 んでね。ヨウ素などが多く含まれている「栄養強化卵」
などもありますよね。生産者は普通の卵との差別化をして
なるべく高く販売したいものね。
 でも、栄養分が強化されているからといって、食べたときに
体にはどうなの? だよね。

 100g当たり たんぱく質や繊維質はg単位の量ですが、
あとは殆どがmg、中にはμg っていう成分もあるんです
よね。μ単位じゃ「無い」に等しいですよ。

 一般的な食べ物は「賞味期限」なんですが、卵の場合の
「賞味期限」=「生食可能期限」です。ただし保存方法によって
変わってきますから注意ですよ。(基本は10℃以下で保存。
可能なら8℃以下で買ったときの容器ごと冷蔵庫へ)
 んで「採卵日」も明示してあるといいよね。業者によっては
冷蔵保存していた卵を出荷した日付だったりしますよ。

 卵を食べて中毒。って話もよく聞きます。
 卵の中毒といえばサルモネラ菌ですよね。自然界にも
たくさんいて、種類も多いんですよ。
 チフス菌やパラチフス菌などもサルモネラ菌の仲間です。
ここ数年のサルモネラ菌によると思われる食中毒患者は
年間4000人~6000人です。

 季節(気温)によってサルモネラ菌の繁殖速度が違うので、
生食が可能な日数が変わってきます。
 (多くの先進国では食中毒予防のため、レストランなどで
生卵を提供することが禁止されています)

 サルモネラ菌は熱に弱いので、普通に加熱すれば問題
無しですよ。スクランブルエッグなら1分、ゆで卵なら
7分が目安です。

 
 「平飼い」,「放飼い」」,「地卵」,「有精卵」など
を含め、表示は卵の生産組合や協会などによって規約や規定
が違います。農林規格もあるんですが、細かいことについて
は国や公的機関が決めたのではなく、業界団体がそれぞれ
独自の規約を定めている場合が多いので、同じ「平飼い」と
いう表示であっても、地面に放しているのは何時間なのか、
一羽当たりの広さは、屋内なのか屋外なのか、などなど。
 いつも同じ生産者(生産組合など)の卵を購入するのなら
その卵の表示内容を調べてみるのもいいかも。です。

 家計に優しい鶏卵です。東京の最近の価格は Lサイズで
190円弱。ここ数カ月より10円上昇していますが、それ
でも安定価格ですよね。
 食べすぎなければ(どんな食品でも食べすぎちゃダメですが)
健康によい、つうか必要な食品ですから、どんどん食べましょ。
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