たまおのページ

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なつのおもいでさん

2024年09月22日 | Weblog
 9月 22日

 夏の思い出。その3

 昨日は母の実家に行ったときの話でしたが、スイカ農家を止めてからも、
自家用のスイカは作っていたので、我が家に車で持ってきてくれました。
 貰ったスイカを井戸で冷やして縁側に座って食べました。種がたくさんある
スイカだったので、庭(土というか固めた砂のような庭)に向かって種飛ばし
をみんなでするのが楽しみでした。

 アタイの生家でもスイカを作っていましたが、浜なので、土がスイカには
適していません。それに太陽の熱で実が煮えてしまうんです。そうすると、
赤くならずに白いところが多いような実になる。それでも夏の果物としては
貴重なので、井戸で冷やしてからスイカに塩を振って、甘みを増すようにして
食べましたが、もちろん母の実家で作ったスイカはそのまま食べても甘かった
ですね。水分がいっぱいで、口や腕から汁が滴りました。旨かった。

 夕方になると、祖父が庭に打ち水をします。かわいく柄杓で撒いたりする
わけではなく、池から桶に水を汲んできてそれをドバァー!と撒く。そう
すると気化熱で温度が下がるんだよね。ふんとにひんやりしてくる。

 夏は夕立。ザァーと1時間ぐらい雷雨でした。祖母が家の中に蚊帳を釣って
その中に入る。仏壇には線香をつける。
 雷は電気なので、物体の表面を通る性質がある。ということは蚊帳の中に
いると、万が一落雷でも感電するリスクが減る。電気の理屈は知らなくても、
経験で知っていたのか?

 アタイ、夏は腹掛けをしていました。金太郎が付けているような腹掛け。
寝ていると布団を跳ね飛ばすので、腹を冷やさないようにするためだった
ようです。
 生家は海から2kmぐらい離れているんですが、それでも夜は海風で寒い
ぐらいになりました。(あのころは静かな夜で、波の音が聴こえました)

 小さな川なんだけど、河口近くは幅が20mぐらいありました。裸足で川の
中に入って、ほんの数秒ジッと動かないようにしていると、足裏(足と川底
の間)にハゼが入り込むんです。くすぐったいけれどハゼが完全に入るまで
ガマンしてからソッと手でハゼを獲る。小さなハゼでしたが、釣り道具が
いらないので、よくやりました。獲ったハゼは浜で火を焚いて焼いて食べま
したよ。

 夜は花火をやったり肝試しもしましたね。アタイは小心者なので、一人では
肝試しできないので、他の人がやっているのを見ているだけでした。
 墓荒らしが出るようになったので、そのうち肝試しもやらなくなりました。

 まだまだ記憶に残っていることがあるけれど、今回はこれでおわり。(^^)/
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