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なつのおもいでに

2024年09月21日 | Weblog
 9月 21日

 夏の思い出。その2

 蝉取り、虫捕り網など無いので素手でとる。セミも子どもが狙っている
ことが分かるので、コッチがそっと近づいても察知して逃げる。そのときに
気を付けないとオシッコをかけられる。(真正面=セミの真後ろ からだと
オシッコにやられるので、横から手を伸ばして取るのが正解)
 アブラゼミは木の低い場所にいることもあるけれど、ヒグラシは高い場所
で鳴く。

 クワガタやカブトムシは朝5時ごろに樹液が出ているドングリ系(シイとか
クヌギとか)の木に行くと、見つけることができました。
 飼ったことがありましたが、エサがよくないので、数日で死んでしまいまし
たね。(最近はゼリー状のエサがあるけどね)

 中学に入るまでは毎年のように母の実家に行っていた。初めは舗装されてる
道だったけれど、そのうちガタガタ道となり、バスは冷房も無く、土埃りが
空けた窓からバスの中に入ってくる。
 そんなこんなで1時間ぐらい走って、やっとバスを降りる。そうすると、
山の麓のようなところにある母の実家はすぐです。

 母の実家の前には幅が50cmぐらいの流れがあって、そこから庭に水が
引いてあり、小さな池が作ってあり、鯉が泳いでいました。
 その池でスイカやウリに野菜(トマトやキュウリ)を冷やしていました。

 母の実家近くで蝉取りをしている子どもを見たことがありませんでした。
なんせ蝉は無限と思えるぐらいにたくさんいて、目の前(子どもの目線)の
木に何匹もいて、手を伸ばしても逃げようとしない。すぐに捕まえることが
できたんですよ。セミを取ろうと思わないよね。そんなに簡単に捕まえる
ことができたら。

 従弟に連れられて、母の生家の前にある流れを10分ぐらい遡っていくと、
岩だらけの急流になりました。川の幅は10m弱でしたかねぇ?そこに直径
5mぐらいの淀みがあって、子どもたちはそこで水遊びをしていました。
 アタイも従弟から借りた海パンで遊びましたが、10分も水の中にいると
唇が紫色になって、体がガタガタ震えてきましたよ。さすがに山から流れて
くる水は冷たい。体が冷えたときは大きな岩の上で甲羅干し。太陽の熱を
蓄えた岩は暖かくて気持ちよい。

 水遊びから家に帰ってスイカを食べました。母の実家はスイカ農家だった
ので、好きなだけスイカを食べることができましたよ。ここのスイカは今で
いうブランド物だったので、とにかく美味しい。
 (今でも兄とは「またあのスイカを食べたい」と言い合っています)

 夜は布団を掛けて寝ます。山の麓なので夜は寒いぐらいに気温が下がる。
ということで蚊も出ない。聴こえるのは牛や馬がエサを食べる咀嚼音、あとは
虫の音。車も少なかったので、静かでした。

 昼間はスイカの収穫を手伝ったりもしました。といっても実態はジャマを
していただけです。大きな(重い)スイカを運ぶ途中で落として割ってしまう
こともありました。

 浜と違ってお盆はもう秋です。夕方になるとヒグラシが物悲しげに鳴く。
彼岸花が咲いている道を墓参り。母の実家暮らしはほんの数日だけでしたが、
記憶は重なっているので、思い出したことを順不同でした。

 というところで明日へつづく。(^^)/
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