節黒仙翁(ナデシコ科;センノウ属)花言葉は、転機。最も普通に見られる野生種。花は朱紅色で直径5cm。センノウ属ではエンビセンノウや、オグラセンノウなど、花弁の先が複雑に切れ込んだものが多いが、本種の花弁の先には切れ込みがない。萼は筒状で長さ2.5~3cm。先は5裂し、無毛。和名は節が黒いセンノウの意味で、本種の節が黒褐色でやや膨らむことによる。センノウは中国原産の栽培植物で、江戸時代までは広く栽培されたが、いまでは一部の地域で細々と作られているに過ぎない幻の植物である。センノウの名は京都の仙翁寺にちなむ。「せんのうに翁は色をたずねけり 伊藤四郎」。同属に『松本仙翁』があるが花の形が、歌舞伎役者の松本幸四郎の紋所に似るのでこの名がつけられという。「まのあたり咲くやふだらく仙翁花 伊 貞」「松本草妖しき花をこぼしけり 石田小坡」。漸くロンドン五輪の日本選手に、金、銀、銅3色のメタルが揃う。今夜は、撫子の出番、また夜更かして、応援しよう。時差のある場所での試合は、睡眠時間を削つての応援で、今夜も冷房のお世話になる。遠征するよりは、安いが、つまらぬ事を考えず、途中で眠らないで。TVのほうが時折「消灯しました」と断りをいれている。今夜の成行きは如何か?・・