マリーゴールド;孔雀草;蛇の目草;波斯菊;紅黄草;万寿菊(キク科)花言葉は、友情;生きる。一年草で、花壇用の花。一種は北アメリカ原産の「波斯菊」で、明治時代初めに渡来。草丈40cm、6~7月にコスモスに似た花形の黄色の花を咲かせる。花の中心に茶褐食色の模様が入るので「蛇の目草」と呼ばれる。もう一種はメキシコ原産の「マリーゴールド」で江戸時代前半に渡来。草丈20~30cm、花径4~5cmの一重または八重の花を株いっぱいにつける。花色は黄や橙など。開花は5~10月と長く、夏~秋の花壇には欠かせない。和名「孔雀草」、花色や花形などから「紅黄草」や「万寿菊」の名もある。「借家見やどこの道にも孔雀草 星野立子」「起きぬけにおどけし母や孔雀草 山田みづえ」「絹機干す機屋あり孔雀草 黒沢宗三郎」「蕊の朱が花弁にしみて孔雀草 高浜虚子」「孔雀草かがやく日照続くかな 水原秋桜子」。(同じ種に 花も和名も 重ねる 孔雀草 ケイスケ)