誕生日の花、俳句など

毎日が日曜日の私が、その日、その日の出来事や、世間話のなかで、悲憤慷慨何でもあり、想いのままを、書き撲ています

ダルマキク

2014-11-14 06:23:10 | 日記

ダルマキク(キク科;シオン属)花言葉は、打たれずよい。海岸の岩場によく見られる1~1.5mの多年草。地下茎はよく横にはう。茎は葉とともにこまかい毛があってざらつく。葉は互生して短い柄があり、長楕円形で、ふちには粗い鋸歯があり、両面に短毛がある。初秋のころ、茎の先に多数の小枝を分け、小形の頭花を散房状に多数つける。頭花は径1.5cmほどで、舌状花は白く、筒状花は黄色で、ともに冠毛を持つ。同属に、シオン、シラヤマギク、ダルマギク,ノコンギク、ミヤマギク、カワラノギク、ハマシオンがある。夫々花の形や色が異なるが、いずれも美しい。春の桜と並び称される日本の代表的な花。古代に中国から渡来したといわれる。菊には延命長寿の滋液が含まれるという伝説があり、平安が時代に宮廷で菊酒を賜る行事が行われた。園芸用の多彩な品種が栽培されるようになったのは、江戸時代中期以降。豪華な大輪や懸崖菊などが各地の菊華展で競われる。(三鷹市役所でも展示中)。「菊の香やならには古き仏達 芭蕉」「白菊の目立てて見る塵もなし 芭蕉」「黄菊白菊其の外の名はなくもがな 嵐 雪」「有る程の菊なげ入れよ棺の中 夏目漱石」「菊咲けり陶淵明の菊咲けり 山口青邨」「どの部屋もみな菊活けて海が見え 吉屋信子」「菊の鉢提げて菊の香のぼりくる 蓬田紀枝子」「次の世のしづけきにある黄菊かな 浅井一基」「葉に混ぜて小菊商ふ嵯峨の口 飴山 實」「こころもち懸崖菊の鉢回す 橋本美代子」「山坂の影に入りけり菊車 吉田成子」。(庭狭く 菊鉢もなし 我家かな ケイスケ)