ミセバヤ;タマノオ(ベンセイソウ科、花言葉は、静穏。岩の上に生えるタ年草で10月頃、茎の先端に淡紅色の簪のような花が球状に群がり垂れ下がるのを楽しむ。古くから観賞用に栽培されてきた。強靭な茎は長さ30㎝ほどで、紅色を帯びる。3枚づつ輪生する薄緑いろの葉は、サボテンのように肉厚である。「みせばやの珠なす花を机上に 和知 清」「みせばやの のをさなき与謝群 鈴木太郎」「たまのをの咲いてしみじみ島暮らし 星野 椿」「月の友みせばやの花吊る軒に 山口青邨」「みせばやに凝る千万の霧雫 富安風生」。(みせばやは 古老の独居 静かなり ケイスケ}