誕生日の花、俳句など

毎日が日曜日の私が、その日、その日の出来事や、世間話のなかで、悲憤慷慨何でもあり、想いのままを、書き撲ています

花の木

2016-03-21 05:49:18 | 誕生日の花ケイスケ日記
花の木;鶏冠木(カエデ科)花言葉は、信仰。楓類は一枚の葉が手の指を広げたようにいくつかに深く浅く切れ込んでいるのがふるう、さもなければ三枚の小葉に分かれて三出複葉の形をしているのが常であるが、話題のチドリノキだけはその葉が一見カバノキ科のサワシバやクマシデなどの葉にそっくりで、葉が対生している以外はどう見てもカエデの仲間とはおもえない。産地は東北地方から四国、九州の山で、谷沿いの陰地によく見られる。ヤマシダカエデという別名がある。これがカエデの類だということを示している。チドリノキの果実は長い翼があるので、その形をチドリに見立てたものである。ヤマシバは、山の柴での意味で、薪の材料にするためのもの、チドリノキというのは果実が長い翼があるので、その形をチドリの翔ぶさまに見立てたもの。葉のつき方、実の形さえ見ればカエデ科の一種とわかるが、葉を一枚見ただけでは楓の仲間とは思えない。この珍しいカエデが日本だけにしかない特産の種類で、世界にも近縁の種類がないということだ。自生している区域は愛知、岐阜、長野の3県に限られしかも以上の県全部のあるわけでもなく、三県が互いに堺を接している狭い区域であること。ただ例外として長野県北部の大町市に一部にもあるようだ。ハナノキ自生地hは大正9年7月17日岐阜県中津川市坂本の花の木が天然記念物指定第一号である。「山青しかへでるの花ちりみだり 芝不器男」「縁拭きて楓の花を塵とせず 及川貞」「いつまでも寒さほどけず楓の芽 岡村閑月」「楓の芽もはらに燃えてしづかなり 加藤楸邨」「楓の芽紅鋭しや手枕に 石田波郷」「楓の芽豆腐平らに煮られゐて 桂 信子」「雨重き葉の重なりや若かへで 太 祇」「弟子達の弓の稽古や若楓 吉右衛門」「子を産みに子が来てゐるや若楓 安住 敦」「さびしさも透きとほりけり若楓 永島靖子「楓の芽ほぐるる一喜一憂に 馬場移公子」「楓の芽朝の音楽
(つづきをり 村沢夏風」「楓の芽ほぐれ剥落九体仏 松本 進む」「芽楓のほのかに奥へいざなへり 鈴木貞雄」。(花の木紅をたずさえ峠越え ケスケ)。

スミレ

2016-03-20 08:09:29 | 誕生日の花ケイスケ日記
スミレ; スミレ科スミレ属。別名「相撲取草」というのは鉤状の花を互いにひっ欠けて遊ぶことによる。東アジアの温帯に広く自生し、日本では日当たりのよい山野に約50種が自生する。花言葉は、真実の愛;誠実。スミレ科の多年草で、山野に自生し、花の色は、紫、白、紫の絞りなど、花の形が大工道具の「墨入れ」に似ているので、そこからきた名前という。根元から長い葉、あるいはハート形の葉を出し、葉の間から10㎝位の花茎を出し、それぞれにうつむき可憐な花を一つずつつける。「山路来て何やらあやゆかしすみれ草 松尾芭蕉」「菫程な小さき人に生まれたし 夏目漱石」「かたまつて薄き光の菫かな 渡辺水巴」「小諸なる古城に摘みて濃き菫 久米正雄」「すみれ踏みしんなやかに行く牛の足 秋元不死男」「菫束ね寄りあひ易き花にして 中村草田男」「菫濃き岨にし隠れ切支丹 下村ひろし」「すみれ束解くや光陰こぼれ落つ 鍵和田柚子」「黒土にまぎるるばかり菫濃し 山口青邨」「空林に日のかくれなし咲く菫 秋元草日居」「手にありし菫の花のいつかなし松本たかし」「菫咲き崖にやさしき日ありけり 石塚友二」「一夜経し懐紙菫のあはれ濃し 有馬籌子」「川青く東京遠きすみれかな 五所平之男」「いくたびも都滅びすみれ咲く 吉田汀史」「溶岩にまだ火の色残る花菫 松崎鉄之助」「高館の崖のもろさよ花菫 沢木欣一」。(ことごとく咲いて美し菫草 ケイスケ)。

シダレザクラ

2016-03-19 08:09:35 | 誕生日の花ケイスケ日記
シダレザクラ;枝垂桜(バラ科)花言葉は、優美。桜は日本の代表的な花であり、俳句といえば桜の花であり、俳句で花といえば桜の花のことをいう。古来の文人武人は爛漫とあふれた桜を称えるとともに、散ぎわの潔さを哀惜した。桜は日本人の心情の中に息づいて国歌となったのである。植物学上から言えば、単にさくらという植物はなく、種々の桜の総称である。「染井吉野」は明治になっテ東京染井の植木屋から広がったのでその名があり葉に先立って華麗な花を開く。「彼岸桜」は最も早く咲き、細い枝に可憐な淡紅色の小な花をつける。「枝垂桜」「糸桜一」もこの一種である。「山桜」は、赤芽、青芽、茶芽などの輝くように萌える若葉と同時に花を開き、まことに美しい。吉野山の山桜は有名である。「八重桜」は濃艶で、花期は、一重桜より遅い。「花の雲」は、遠い 桜の花が雲のように見えることを言い、「花筏」は、水面に散りしいて流れる花びらの群れを筏に見たてたものである。「花の雲鐘は上野か浅草か 松尾芭蕉」「咲き満ちてこぼいるる花もなかりけり 高浜虚子」「てにひらに落花とまらぬ月よかな 渡辺水巴」「山桜雪嶺天に声もなし 水原秋櫻子」「空をゆく一とかたまり花吹雪 高野素十」「まさをなる空よりしだれざくらかな 富安風生」「ちるさくら海青ければ海へちる 高屋窓秋」「花散るや瑞々しきは出羽の国 石田波郷」「「一花だに散らざる今の時とまれ 林 翔」「みずからの風をはらみて初桜 鷹羽狩行」「初花ななめに降って山の雨 草間時彦」「ゆで玉子むけばかがやく花曇 中村汀女」「花冷や師弟といふはかろからず 杉山岳陽 」「ときどきは死を思いて櫻狩り 能村登四郎」「綱引て鴎もと遠し花の雨 秋光泉児」「レグホンの白が混みあふ花曇 福永耕二」。(桜花朝日の輝き豊かな日本 ケイスケ)。

イワウチワ

2016-03-18 06:57:33 | 誕生日の花ケイスケ日記
イワウチワ(イワウチワ科)花言葉は、春の使者。別名トクワカソウ。草丈3~10㎝下記は4~5月。葉根生。山地の樹林内の岩場。分布地は新潟県中部~長野県、岐阜県~岡山県。花冠は淡紅色。漏斗状鐘形で5裂し、裂片は卵形で5裂し、裂片の先はさらに小さく裂け、直径2.5~3㎝。萼片あ卵形で5枚ある。葉は常緑ですべて根生し、柄があり、広楕円形で基部は2くさび形。縁には波状の鋸歯がある。長さ2~5㎝、葉の形が地域によって異なり、以下の変種に分けられる。長さ2^5㎝。葉の形が地域によってにより異なり、以下の片種に分けられる。オオキイワウチワは学名上の基本変種で、秋田県~新潟県北部の日本海側に分布し、葉が大きく長さ3~7㎝、基部は顕著な心形。コイウチワは宮城県以南の太平洋側~埼玉県.東京都に分布し、葉は長さ1~4㎝。と小さく、長さよりも幅が広く、基部は心形。今日は私の誕生日。この日生まれの人は、弱そうに見えて、なかなかしつかり者。。独立心に富、早くから親元を離れる人が多いのが特徴。かなり執念深い性格、とのこと。自分では分からないが、大部分が似ているかもしれない?。イワウチワを詠んだ句はない。(イワウチワ人の世に出て花ちらす ケイスケ)。

コァジサシ

2016-03-17 21:52:43 | 誕生日の花ケイスケ日記
『米大陸生息のコアジサシ、日本で発見 東アジア初』山階鳥類研究所は、アメリカ大陸に生息するカモメの仲間「アメリカコアジサシ」が、茨城県の海岸で見つかったと発表した。動研究所の茂田良光研究員が2014年7月、茨城県神栖市須田海岸で、国内に生息するこコァシサシを捕獲して生態調査を行った際、そのな中にアメリカコアジサシが2羽交じっていた。1羽は足環がついており、直線距離で約9000キロメートル離れた、米ノースダコタ州で、2012年7月に放されたものであることがわかった。アメリカコアジサシは通常、北米の海岸や河川に繁殖し、中南米で越冬する。日本で繁殖するコァジサシとは近縁で、見た目もよく似ているため、野外観察では気付きにくいという。茂田研究員は「これまでも国内に飛来していいた可能性がある。調査を続け、生態を明らかにした」と話している。(2016年3月17日木曜日読売新聞夕刊。(調査けいぞくされて、この鳥達のその後の同行が判明することに期待しよう。)

ボケノハナ

2016-03-17 06:50:33 | 誕生日の花ケイスケ日記
ボケノハナ;緋木瓜;白木瓜;花木瓜;更紗木瓜;広東木瓜;草木瓜(バラ科)花言葉は、一目惚れ。中国の原産で、庭園などに栽培される落葉低木である。樹高2m位で枝には棘がある。4月ごろ葉にさきだって五弁花を開く。濃い朱紅色の緋木瓜がf代表品種であるが、白色の「白木瓜」、白色と紅色ろの混じった「更紗木瓜」、大輪の「広東木瓜」などいろいろの種類がある。「草木瓜}は、山野の陽地に自生する高さ50センチ位の木瓜の一種で、木瓜に似た赤色五弁の花をつつましく開く。「花木瓜や土をおろがむ仏達 長谷川かな女}「尺鮒の魚拓かかげて木瓜の鉢 滝 春一」「木瓜燃えて真昼愁ふることもなし 相馬遷子」「木瓜紅く田舎の午後のつづくなる 橋本多佳子」「木瓜蕾む朝日や妻の全身に 千代田葛彦」「土ふかくしどみ花をちりばめぬ 軽部烏頭子」「草木瓜の咲き入るままに氷室朽つ 馬場移公子」。(海女とても陸こそよけれ更紗木瓜 ケイスケ)。

春竜胆

2016-03-16 06:26:14 | 誕生日の花ケイスケ日記
春竜胆(リンドウ科)花言葉は、高貴。秋草の中でも竜胆は、秋の天と対峙しているような色を誇っている。それは早春に咲きだす犬ふぐりの花が早春の空に似ている。深秋の空の色そのままに咲くこの花は、秋の七草の仲間入りをしてないのが、不思議なくらいである。竜胆はアフリカを除く全世界に分布していいて、日本にも自生している。栽培種は咲きっぱなしで、しかも花の頂部だけでなく葉のつけ根にも多くつけているが、野生の風情には欠けるきらいがある。白い色の物を笹竜胆と呼ぶ。笹竜胆は花期がやや遅れて晩秋のコrに咲く。「りん春りんどう入日はなやぎてもさみし 安住 敦」「息つめて春りんどうの咲くといふ 岸田稚魚」「筆竜胆山下る子が胸にさ挿す 広瀬町子」「木道に苔竜胆の凭れをり 横田はるみ」竜胆や厳頭おぞく剣岳 水原秋櫻子」「竜胆や嶺にあつまる岩の尾根 水原秋櫻子」「竜胆を見る眼かえすや露の中 飯田蛇笏」「稀といふ山日和なり濃竜胆 松本たかし」「竜胆や山路に入りて山隠る 下村ひろし」「壺の口いっぱいに挿し濃竜胆 川崎展宏」「したたりて一壺をみたす濃竜胆 渡辺千枝子」「竜胆や夕映きそふ岳いくつ 中村信一」「竜胆を畳に人のごとく置く 長谷川かな女」「りんどうに白雲うごき薄れけり 柴田白葉女」「竜胆のこの径夢に見たる径 橋 聞石」「朝市や竜胆ばかり抱へ売り 中西舗土」「りんどうや机に倚れば東山 岡本 眸」「竜胆や声かけあひてザイル張る 望月たかし」「竜胆や風のあつまる峠口 木内彰志」「山上のことに晴れたる濃竜胆 池上浩山人」「旅びとを濡らせる雨に濃竜胆 下村槐」「竜胆を見る眼かへすや露の中 飯田蛇笏」。(茅野の里濃竜胆は春を呼ぶ ケイスケ)。

仏の座

2016-03-15 10:07:27 | 誕生日の花ケイスケ日記
仏の座;通りがかりのビニールハウスの横に放りだされてしなびている雑草の束の中に,ゲンゲ色(紫雲英色)がついていたので、手にとつてみたらがついていて、ホトケノザだつた。ハウスの中は、ホトケノザの花盛りであった。しゃんと立った20㎝あまりの、鉛筆の芯の先に、ゲンゲ色の潜望鏡のような形のよい花が乗っていた。横向きの姿が鳥の首のようでもあり、ちょつとした出っぱりが、くちばしに見えた。茎には何段にも葉がついていて、仏具の燭台を連想させた。さすがにはまだ花は少ないかったが、開かないままの雌雄こっそり結ばれる閉鎖花が多かったのかもしれない。ことしの正月、神代植物園で七草粥があったとき、深大寺を通って公園の裏門から入ってみたら、この草が目にっいた。ところが七草粥に出てくる{仏の座」は、これとは全く区別の異なるコオ二タビラコ(キク科)だからややっこしい。牧野富太朗博士によればまずい物の代表格だそうだし、毒草節もからおかゆの仲間入りは出来っこない。俳句歳時記などでは、「仏の座」が新年の巻しかなく、いまのホトケノザは無視されていたり、「法蓋草」としてホトケノザが解説されているだけで句は一つもない。(月刊調布:狛江:三鷹:稲城:府中の文化情報誌(March2016「3」vol.401)。俳句歳時記(角川学芸出版記「第4版編」仏の座;田平子では、春の七草の一つ。キク科の一年草。小鬼田平子のこと。蓮華の円座に似た形から仏の座の名がある。「夜は海づくといふ仏の座 中尾寿美子」「油屋の千本格子ほとけの座 松本澄江」「遠来のもののごとくに仏の座 山口 連」「雪割れて日矢の射しけり仏の座 豊長みのる」「たびらこや洗ひあげおく雪の上 吉田冬葉」「田平子や午後より川に人の出て 岡井省二」。(植物園さざめき通る仏の座 ケイスケ)。

ラツパスイセン

2016-03-15 06:53:52 | 誕生日の花ケイスケ日記
ラツパスイセン;水仙花;雪中花、らラツパスイセン:(ヒガンバナ科)花言葉は、尊敬。鮮やかな緑の剣葉に守られた水仙の葉は一茎ごとに必ず袴をつけて根元を乱さないみだしなみと、雪中花の名で呼ばれるように、水仙にはうちに秘めた精気があり、雪の中で花を開く姿に、苦しい時でも人の情けを借りずに自力で生き抜く人間の姿への思い入れが愛されるゆえんであろう。白い花の中に金色の杯に似た黄色の副冠が美しく、その姿から、中国では金餞銀台(キンセンギンダイ)と呼ばれる。蜀山人は「しろがねの台にこがねの盃の花はいずれと人やすいせん」と詠んだ」。「黄水仙人の声にも揺れゐたり 村沢夏風」「黄水仙瞳きて咲く殉教碑 中山純子」「水平に母の声来る黄水仙 鈴木節子」「横浜の方に在る日や黄水仙 三橋敏雄」「喇叭水仙黄なり少年兵の墓 山崎ひさを」。(訪れる 春の兆しに 雪中花 ケイスケ)。
このところ、日替わりに、寒暖の差多く、彼岸過ぎないと安定の兆しなし。

ムラサキハナナ

2016-03-14 07:54:24 | 誕生日の花ケイスケ日記
ムラサキハナナ;ショカツコウサイ(アブラナ科)花言葉は、知恵の泉。明治20年代に、畜産振興の一助に、野草をもっと料価山野草値の高いもののしようという運動があった。我が国の山野草の中なには、蛋白質、の豊富な資料価値の高い豆科植物が、4パーセントほど混じっている。そこで、そのパーセンテージを引き上げようというのが運動のねらいであったわけでしゅし、主旨に共鳴した篤志家たちが袂やポケツトに、赤.白のクローバーの種子をいれて、行く先ざきの適当なところに播種してまわつたという.今日方々で白クローバアーの野生化しているのが見えるが、その中には、遠い明治時代の運動の名残も混ざいることだろう。(因みに、赤クローバーのほうは、土壌の酸性に弱いからであり、そればかりではなく、その筒花の筒が長くて花の底にある蜜のところまでくちばしの届く蜜峰が、まだわが国にはなかったから、蜂たちに敬遠されて交配が行われず、したがって種子による自然交配が不可能だったせいでである。そこで、採取家たちは、二番刈りの小さい花で採取したものである。)名前はいかめしいがその昔、。諸葛光明が長期戦に際してこれを兵士に栽培させたという故事によるものである。日本名はさまざまである。すなわち、おおあらせいとう.というわけははなだいこん.むらさきだいこん.むらさききばな.などと勝手ほうだいである。学名は、全世界共通であるのに、和名は勝手放題というわであろう。「夕月に大根洗ふ流れかな 正岡子規」「流れゆく大根の葉の速さかな 高浜虚子」「畑大根皆背出して月浴びぬ 川端芽舎}{大根煮るにほい廓を豊かにす 遠藤捂逸」。(煮崩れし大根小鉢にみぞれけり ケイスケ)。