7月23日「月)
昨日パソコンが健康診断のため入院しました。退院まで数日かかる見込みです。このため十勝の旅印象記はしばらくお休みです。
先週金曜日の官邸前集会で鳩山元首相が演説し、官邸に直談判に行ったそうです。
国会が機能停止になっているいま、心ある議員が国民とともに行動し、民衆の意思を政治に反映させようとすることは時宜にかなっています。元首相だけでなく国会議員もどんどん集会に参加し民主主義の再生に努めてほしいものです。
鳩山元首相の演説 ●http://www.youtube.com/watch?v=2rTDW26SZWw
鳩山元首相のHP記事
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「再稼働反対大集会」
「毎週金曜日に行われている首相官邸前での再稼働反対の大規模行動に行きました。雨の中、多くの皆さんが参加されていました。集まってこられた皆さんと私とは様々な点で意見が違うことも多くあると思います。しかし、私が最初の民主党を立ち上げた時、「市民が主役の民主党」とスローガンを高く掲げ、現在の民主党になっても、「国民の生活が第一」という約束を国民の皆さまとさせて頂いた結果、政権交代がなし遂げられたのだと思います。私がこの集会に行かなければと思ったのは、私自身が、一衆議院議員として、また内閣総理大臣を務めた者として、毎回増えていく国民の声、民意のエネルギーに五感をもって触れる必要があるという一念と同時に、この思いを直接官邸に伝えなければなければならないということです。特定のイデオロギーや政治的な集会だけではこのようなパワーは生まれません。
直後に官邸を訪ね、藤村官房長官に面会し、この民主主義の新しいうねりの中で、彼らの民意を直接野田総理に伝えられる機会を作ってもらいたいと申し上げ、同長官からは、直接総理に伝えるとの回答を頂きました。
今我々は、『大きな声だな』と言うだけでなく、今、国民が何に苦しみ、何を考え、何を求めているか、を真剣に考え、行動しなければなりません。私個人としては、原発の再稼働については、福島原発事故の原因が完全に究明されておらず、国会事故調査委員会の調査により、その原因が津波だけでなく地震による可能性が指摘されているにも拘わらず、再稼働に踏み切るのということについては、どう考えても賛成できません。
野田総理をはじめ、与野党を問わず、国民に選ばれた者として、全国各地で起こっているこのような声にまず耳を傾けることが大事だと、私は確信します。」