6月23日(土)☼
自転車を漕いで小畔川をさかのぼり、10時過ぎに伊勢原公民館につきました。2階の音楽室に行くと「一周年記念 13回みんなで歌おう会」はすでに始まっていて、顔なじみの大橋さんの挨拶が終わるところでした。続いていつかお会いしたことのある島崎?さんが指名されて超満員の参加者のただ中で感謝の言葉を述べました。原発事故のため南相馬市小高から川越に疎開されているおばあちゃんです。
11時半過ぎまで次々と歌いました。同世代、またはやや上の人たちばかりです。隣近所で一生懸命に声を出す女性の姿に小学校の同級生たちを重ね合わせていました。みんな元気かな。
たくさんの歌の中で僕が思い切り歌ったのはどういうわけか「月の沙漠」。歌詞を見なくても歌うことができます。小学生の頃、焼き付けられた記憶が鮮やかに蘇ってきます。
1 月の沙漠を はるばると 旅の駱駝(らくだ)が 行(ゆ)きました
金と銀との 鞍(くら)置(お)いて 二つならんで 行きました
2 金の鞍には 銀の甕(かめ) 銀の鞍には 金の甕
二つの甕は それぞれに 紐(ひも)で結(むす)んで ありました
3 先の鞍には 王子(おうじ)さま 後の鞍には お姫(ひめ)さま
乗った二人(ふたり)は おそろいの 白い上着(うわぎ)を 着(き)てました
4 広(ひろ)い沙漠を ひとすじに 二人はどこへ 行くのでしょう
朧(おぼろ)にけぶる 月の夜(よ)を 対(つい)の駱駝は とぼとぼと
砂丘(さきゅう)を 越(こ)えて 行きました
黙(だま)って 越えて 行きました
歌っているうちに涙が滲んでくるようです。こんな感じは初めてかもしれません。なぜだろう?
帰ってからパソコンで調べてみるとこの歌について考察している方がいました。
「月の沙漠に秘められたものは?」●http://blog.zaq.ne.jp/demian/article/13/
いろいろな歌手が歌っていますが僕には小林旭の歌が似合っています。
「月の沙漠」小林旭●http://www.youtube.com/watch?v=fGvNe0p3Qk0&feature=fvwrel
散会時に主催者がばらの花を持たせてくれました。どなたかが一周年の祝に会場に飾ってくれたものです。
そのバラの飾られた部屋で駄文を綴りました。「歌おう会」の世話をしてくださった方々に感謝します。
次回は7月28日。10時。同じ場所。
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