7月27日(土)
1953年7月27日朝鮮戦争休戦協定。60年たって「北」では「戦勝式典」が行われるとか。
「祖国解放戦争」として金日成がはじめた戦争だが、米軍の介入を招き、解放=統一に失敗した。「北」が国として残ったのは中国人民解放軍の犠牲のおかげだ。金日成の無謀な「武力解放」戦略の責任が問われなければならないのに、彼はその責任をNO2の朴憲永(パク・ホニョン)に押し付け処刑して切り抜けた。
それからも「同志」を次々に血祭りにあげて世界に例を見ない「社会主義」の看板を掲げた王朝を築いた。旗印は変わることなく「南朝鮮解放!」。民衆は飢餓と餓死、強制収容所の恐怖の只中に置かれている。
核武装を成し遂げたと称する三代目も安泰気分になっているのだろうか。この日本でも「独裁政権打倒」の声は聞こえてこない。
それどころか、維新の会の国会議員になったばかりのアントニオ猪木が祝賀に駆けつけるとか。石原慎太郎代表の配下になったからには何かの密命を帯びているのか?
北朝鮮の独裁者に媚びる勢力は左右を問わず、跡を絶たないが、いったい何を考えている人びとなのだろう?
今日、米国ではオバマ大統領の演説があるらしい。韓国は?中国は?そしてわが日本では?
独裁を終わらせ、「北」の人びとが自由を獲得するために私たちにどんな努力が求められているのか。
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