知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~
8月9日夜。
全員、無事帰宅。
3日間の私の走行距離、1,309.6km。
コーヒーブレイク。
あとほんの僅かで帰還。
再び気を引き締めて行く。
本日の阿蘇。蝉の声がひとしきりだ。
雨雲の流れを衛生から受信し、安全確保
の為、晴れ間を縫うルートに変更して、
大分まで下りててから高速に乗る事に
する。
全行程で今の概算だと約433km×3日=
1,300kmの予測になるが、昨日の8月8日
は台風接近による備えの為に140km程し
か走行せず、早めに別府の宿に入った。
初日の8月7日に730km程走っている。
朝3時に出立し、4時に高速宮島SAに集結。
夜明け前の高速をトンナップで走行して
いたら、長い直線で1km先に二輪集団の
テールが見えた。
超速で追いつくと、奇しくも集合前に高速
を集結地点に向かって走行している組だっ
た。合流して一緒に宮島SAへ。
そこで、参加者でしばし打ち合わせ。
朝8時台には別府入り。
それからやまなみハイウェイから阿蘇を
存分に走った。
天候は雲あるも青空が眩しい快晴。
二日目も晴れ間を突いて、初日と同じく
最高の極彩色とドライ路面の高速ワイン
ディングの外輪山を堪能した。
まさにこれ。
二日目に外輪山を周遊している時に天候 が崩れる予兆があったため、この日は走行
を午後から切り上げ、やまなみハイウェイ
を通って九重から別府まで急ぎ山を下る
事にした。
二日目の8/8の夜の別府は、ど台風で暴風
雨だったが、宿から歩いて別府のホルモン
焼きを堪能した。最高にウマいホルモン
焼きだった。
宿ではMotoGPを観た。
そして、三日目。
前夜の台風は、山間部のあちこちのロード
に爪痕を残していた。
何ヵ所で竹が倒れて道を塞いでいたり、
たぶん滝のように雨水が流れて運ばれた
のだろう黒土が道路一杯に広がって堆積
している。
ほうぼうで非常に危険な状態のロードが
続くのが本日の道路状況だ。
時折カンカン照りなのだが、大気が不安定
なため、走行ルートも衛星からの雨雲の
流れを読み取り、晴れエリアを確認しな
がら適宜臨機応変に変更した。
帰りは初期想定ルートではなく、大分まで
一般道を下り、そして、大分米良ICから
上を使って帰還するルートにする事に協議
の上決定した。
走行の行動指針は、固定化ではなく、情況
に応じて柔軟に最適なものを取捨選択した
ほうが安全確保の確率が高まる。
青空が見え始めた。
キングドラゴン(笑
高千穂から再び阿蘇へ。