渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

ビールサーバー

2021年08月01日 | open


学生の時、よく行っていた居酒屋のマス
ターから夏の忙しい時に手伝ってくれと
頼まれて、馴染みの店だったが客から店
のもんに転じてバイトをしたことがある。
もう、とんでもない客数だった。
その時、生まれて初めて業務用のビール
サーバーで生ビールを注ぐ事を習った。
まだスーパードライなどは世に登場して
いない生ビール戦争の頃だ。
最初は泡ばかりで、てんであかんやつやっ
た。教わりながら何度も練習して、最良の
泡状態と注ぎ仕込みを会得して、接客でき
るようになった。
ただ泡を載せて注ぐだけならさして難しく
はない。「最良」でないと、その店では
叱られた。

店は大繁盛でてんてこ舞いだったが、私が
注ぐビールはおいしく提供できていただろ
うか。
でも、焼酎が台頭して来た頃で、一番店で
出たのは、当時人気が沸騰していたチュー
ハイという飲み物だった。サワーなどと
いう小洒落た名称は無い。チューハイだ。

その店のマスターはおもろい人で、いつも
酔っている感じだったが、元学生運動の
闘士だった事は俺だけが知っていた。
年は俺の12上だった。
マスターのそうした事は彼女であるママ
さんも知らない。
よく店を閉めてからマスターと二人で焼
肉屋に行った。カルビクッパの本当のウマ
さをその頃教えてもらった。
夏が過ぎて、私のほうの活動もまた忙しく
なり、店を離れた。


ビールサーバーからの生ビールはなんで
あんなにウマいのだろうと思う。
ここ最近では、二輪乗りの相方と久しぶり
に焼き鳥食おうぜとなり、10数年ぶりに
行った店で飲んだビールが、まるでスキー
場で飲むビールのように衝撃的にウマかっ
た。
ビールの新鮮さと、炭酸の具合と、ママ
さんの注ぎ具合が絶妙な味を出したのだ
ろう。
あのウマさは1988年の北海道のスキー
以来だった。


今は、家庭用ビールサーバーも普及して
いるらしい。
野外では缶ビールを缶ごと飲むのが定番
ではあるが、やはり、ビールは鮮度と注ぎ
方が命、という面は確かにある。
注ぐ人間によって味が変わってしまう酒、
ビール。面白いね。
よく、お酒飲まない人は、ビールを注がれ
る時にグラスを傾ける人がいるが、あれは
コップでやってはダメ。
理由?
それは飲めば解る。
飲めば知り 知らねば解らぬ 酒の道。(豊玉)


豊玉てのは、土方歳三さんの事ね。
トヨタマじゃないよ。

私有地での野外活動

2021年08月01日 | open


友人のアウトドア活動のベース。
自分の山を持っているというのは、何か
と非常に楽しめる。
レジャーキャンプのみならず、ブートキャ
ンプのベースにしたり、いろいろエデュ
ケーショナルな使い方ができる。
ここは広島だが、静岡に山を購入した友人
もいる。そちらはとんでもなく広大だ。
そこには森の中に宿泊施設の棟もあり、
まさに北米の傭兵訓練所のような(笑
そこでは、トレッキングやカヌー、登山、
ありとあらゆるアウトドア活動ができる。
もちろんキャンプもバンバンできる。
直火OK。
コンパスと等高地図だけで進むオリエン
テーリングなどをやっても面白そうだ。






現代ではコンパスを使えない人も多い。
GPS頼りにしているからだ。
しかし、マッチで着火できるか否か、刃物
で鉛筆を削れるかどうかと同じで、コンパ
の使い方と地図の読み方は覚えておいた
ほうがよい。野外で営みを為す人の人間力
の育成として。何でもスイッチポンで自動
でやってくれると勘違いしていると、野外
ではかなり危険を呼び込む。
自分で認識、識別、判断し、自分で決定
し、自分で前に進むのだ。それがアウト
ドア。
ゆえに、バイク乗りの走りの内実とアウト
ドア活動は高次元な領域で融合している
のである。


グランピングの真逆を行くのが真のキャン
パー、アウトドアピープルだ。


コロナに関する医療機関の研究

2021年08月01日 | open


このプレスリリースは凄い。
見逃せない。
 ↓


湘南藤沢・江ノ島

2021年08月01日 | open


私は東京目黒生まれのサンマだが、第二
の故郷は子ども時分に育った湘南と横浜
だ。横浜は成人してからもずっと住んで
いたので自分の中では特別区だが、やはり
フルサトとなると湘南を想い浮かべる。







太平洋沿いの湘南藤沢・江ノ島あたりは
景観が良いだけでなく、気の利いた店も
多くある。
これはもう50年以上前からそう。
江戸時代に既に行楽地だったので、ちょ
髷時代にも江ノ島界隈には茶店が並んでい
た。


地元の幼稚園の遠足の定番は地引き網で、
相模湾=太平洋に地元網を引く。綱引き
のように大勢で。
獲れたシラスは湘南の特産品だ。


しらすピザにしらすスパ。これはごく
最近出てきたが、美味いらしい。私の
時代には無かった。でも、弁当のおかず
の定番が地物のシラスだった。


江ノ島が見えるカフェやレストランも
多く、なかなかくつろげる。












夜にはこんなカフェで落ち着くのもいい。


藤沢市は地形的には縦伸びの市で、横浜
市内南部よりもずっと北部に伸びていた
りする。横浜市の戸塚区よりも北まで
藤沢市があったりするような地形だ。

湘南。
それは、ふるさと。
東京はそこに日常がある俺の街という感
があるマイホームタウンであり、横浜は
マイシティである。
しかし、湘南には「ふるさと」という印象
を強く持っている。



東京、湘南、横浜と生まれてから38年
住んで思った事。
それは、人間的ないやらしさを感じた事
が一つもない土地柄だったという事。
それは当たり前の事だと思っていたが、
よそに移住してみて、それは特別な事で
あったのだと気付かされた。
その土地に実際に入らないと見えないと
いうものはあるのだが、その土地から離
れないと、その土地の本当の姿は人は見
えて来ないのも確かだと知った。

このコロナが晴れたら、晴れた湘南まで
走ると決めた。
ふるさとへ。





コロナに蝕まれる人間たち

2021年08月01日 | open




新型コロナウィルスは人が心を悪魔に売り
渡すウィルスなのか。

広島県の山 ナウ

2021年08月01日 | open


平野部の下界は暑くとも、広島県山間部
は肌寒い程に涼しい。

北海道の友人が驚いていた。
広島県の県北は豪雪地帯であり、真冬に
は車が埋もれる程の雪が降る事を知って。
どうも気候温暖で蜜柑の採れる土地、と
いう印象が強かったらしい。
映画『北の零年』では、会津脱藩浪士が
アイヌの人に淡路から来た武士たちを指
して説明するシーンがある。
「あの倭人たちは南から来た。雪の降ら
ぬ土地だ」と。
さすがに淡路はそうだが、四国とて、阿讃
山脈では積雪の時もある。
鳥取、島根と隣接している広島県の場合
は、県北の真冬に大雪は必至であり、夏
も山地や高原はかなり涼しい。

テンガロケット打ち上げ

2021年08月01日 | open


テンガロケットが打ち上げられたが、
マスコミは必死になって伏せている。
ザーマスぶりに笑える。

TENGAとは、男性用自慰行為専用器具
の商品名の事。
いにしえから日本にある肥後ずいきの男性
版。


TENGAロケットは、先に打ち上げられた
このロケットの形状ならよかったのに。
これは強烈。川崎の鍛冶祭りみたいだ。


神奈川県川崎市の金山神社のかなまら祭
り。金山は鍛冶の神社でもある。産鉄・
鍛冶は鉄を産むので、人を産む男性器や
女性器ががシンボルとされた。
こうした具象化は決して「卑猥」なもの
はなく、日本では古代から民間信仰と
して各地で尊ばれた。



日本全国、神社において、似た形状の物体
を見かけたら、それは製鉄と何らかの関係
があると推測できる。
また、「鬼」を扱う祭りのある場所には、
確実に埋もれた製鉄鍛冶業の古譚が存在
ている筈だ。
男女の性器を即卑猥な物として忌避する
浅慮こそ下世話であり、劣質であると知
ろう。
そうした方々には問いたい。貴方はどこ
ら産まれたの?と。
男女の人がいて、初めて人は生まれる。
我々人類は、もうそれを何百万年も続け
来ている。





天狗の鼻も、いにしえには鍛冶信仰から
派生した男性器の象徴であるのが原初と
思われる。
「鬼」は中央に征服された古代産鉄民だ。

これは五穀豊穣の牛祭りであり、製鉄鍛冶
とは無縁と行政は説明する広島県三原市の
り。
だが、鬼の存在、古式によるこの火床(ホ
ド。女性器のホトの原意)の形状。
明らかに暗黙のうちに鍛冶伝承譚が眠ら
されている事を物語っている。


本日の日の出 〜北海道〜

2021年08月01日 | open


日本列島西日本はどんよりした天気だが、
北海道は雲あるも晴れのようだ。

思うに、1,800km離れていても、瞬時に
その場の写真や映像を交信できるように
なるとは、考えたらすごい時代になった
ものだ。

若い人は、今のこれが当たり前、とか思っ
たらダメよ。人類の歴史を知らないと。
自分の目の前にある事象だけが世界観の
全てだと思い込むのは極めて視野狭窄で
人間が小さい。
過去を正確に知らないと、未来は展望でき
ない。


天気

2021年08月01日 | open



熱帯性低気圧接近。
海面温度の観測からは台風には

発達しないだろうとの予想ですが、
今週末にかけて西日本では局地的
な降雨に
注意とのことです。