渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

阿蘇は最高!

2021年08月11日 | open

阿蘇は最高!!

夜明け前に走り初めてから約540km時。
まだ午前中だ。
最高のロードはどこまでも続く。


お昼ごはんはここ

2021年08月11日 | open

「お昼ごはん食べに行きました」って、
一昨日に3日間で1,300km以上走って
来たばかりなのに、あーたすげえなあ。
はっしる走る。

やられたよ(笑


調査員によると、「店の雰囲気は良い」
との事です。雰囲気は(笑
多くは「黙して語らず」。

九重・久住・ここのえ・くじゅう

2021年08月11日 | open


熊本県の阿蘇もいいが、大分県のここも
いい。
九重連山。
漢字では「九重」と「久住」の表記が
あり、山を挟んで北と南で表示対立が
あったらしい。
また、「ここのえ」と呼ぶ地元の人たち
もいると聞く。
国土地理院は「くじゅう」という平仮名
表記にした。
苦渋の選択だったのかも。

ロードシチュエーションが素晴らしい。


彼のオートバイ.

2021年08月11日 | open

「彼のオートバイ.彼の山」(笑)




阿蘇路を行く

2021年08月11日 | open



ここは、まるで世界最古の歴史を
持つモーターサイクルロードレース
が今も開催されているイギリスの
マン島みたいだ。




阿蘇を行く

2021年08月11日 | open



阿蘇中岳を見学した。

中岳はずっと活火山で噴煙を
吹いている。
1989年から火山活動が活発に
なり、常に毎年噴火がみられ、
1996年からは湯だまり現象が
続いた。
そして、2009年~2010年にか
けては、微動が一日あたり200
回に増加する。
さらに、2011年の東北地方太
平洋沖地震以降は地震が増加
した。
ついに2015年、2016年の噴火
では大きな石を降らせて周辺
の施設が破壊された。
ロープウエーも甚大な被害と
なり、営業中止、廃止のやむ
なきに至る。
その後、2019年、2020年にも
噴火が続く。
鹿児島の桜島と同じく、阿蘇
中岳はいついかなる時でも、
ドカン!の国内第一級の活火
山だ。
日本は世界有数の火山列島な
ので活火山の活動は致し方な
いが、降灰による農作物への
とてつもない被害がなんとも
厳しい。
物見遊山では「見物」などで
きない、切実な現実を直視せ
ずにはいられない。
災害による被害が及ばない地
方に住んでいるから自分は関
係ない、ではない。
同じ国で、同じ国民が住んで
いる。
同胞(はらから)なのだ。



中岳第一火口。火口はいくつ
もあるが、
この第一火口が一
番活発な火口である。




阿蘇旅

2021年08月11日 | open


今回の阿蘇旅の途中、友人の息子さんから
連絡が来た。5才の頃から知っている子だ
が、今はもう成人になった。
今、父とどこどこにいるんだけど、いら
しゃいませんか?との誘いだった。
あら、ありがと、残念。今、九州の山岳
部限定の周遊中なんだごめんね、と返事
して、何枚か写真を送った。
彼は九州に行った事が無いらしく、それ
を見てぶったまげていた。
彼は「スポーツカー」に乗っている。
「こんなとこ走りたい!」と言っていた。
いつか行ってみるといいよ、と答えた。
私も四輪では何度も阿蘇には行ったが、
二輪では初めてだった。私も感動した。
四輪の時も感動したのだが、体感度数が
違う。
そして、今回は天候不安定という情況下、
コロナ禍のため、どこでも行くのでは
く、衛星情報を基に晴れ間を探して行く
というのと、混雑している場所には行か
ないという方法を選択して行動した。
どこでもマスクは必着だし、都度消毒す
る。
飲食した店舗も入店時我々だけという店
が殆どだったし、宿も初日は2組、二日目
は1組という状況を幸い選べた。
やまなみと阿蘇では殆ど二輪車を見なか
った。
7月の後半の晴れ間が続いた時に阿蘇に
行ったメンバーは、その時はとんでもない
数の二輪と四輪を見たという。特に二輪が
多かったと。物凄い数だったらしい。
今回は二輪も四輪もめちゃくちゃ少なか
った。てか、殆どいない。
本来は旅行どころではない時期だからだ
ろう。我々の行動でさえ、決して褒めら
れたものではない。
ただ、行く先々で対人密度はというと、
ウルトラディスタンスだった。
走行中は勿論「山を貸し切り」状態で、
店舗も宿も全く密なし飲食だ。阿蘇にい
た牛さんのほうが密だった。



タイムリーに、その子に写真を送った。
その都度、行きてえ〜!走りてえ〜!
と返事が来る。「自然が凄すぎて言葉が
出ない!」とも。
ゆっくり走っても楽しめる阿蘇。いつか
その子も行くといい。
2年前も、高校生の子が「これどこ?」と
私の日記の写真を見て行きたがっていた
から阿蘇行きを計画した。全国から仲間
が集まって一緒に行く予定で、東日本組
全員の船便の予約も宿も取っていた。
だが台風直撃で船便が欠航のため中止し
た。
西日本、九州組は行こうと思えば行けた
のだが、全員参加でないと意味ないミー
ティングだったので、中止にした。
その振り替えで、西日本組のごく一部の
みの仕切り直しで秋に突発的に福岡県の
平尾台まで日帰りで行って来たのだった。
二輪クラブの高校生の子も、選手として
過密なレース活動の丁度合間だったので
プチミーティングに参加できてとても喜
んでいた。
そして、その後、鈴鹿の選手権最終戦
は優勝を決めた。
ただ、予定が広島からの日帰りなので、
福岡県内まででも広島東部組は走行距離
が700kmを超えるため、阿蘇までは行か
なかった。福岡県まで。

勝海舟も初めての阿蘇路で感動しまくり
だったというのも頷ける。
風景の景観は江戸時代と同じだろうから、
そりゃ見たらたまげるだろう。
ただ、江戸期には大観峰のあたりには街道
は無かったかも知れないので、あの外輪山
の雄大な鳥瞰のような景色は勝海舟と坂本
龍馬は見ていないのではなかろうか。
知らんけど。









阿蘇はいい。
大分県の湯布院までは空便と列車で1980
年代の20歳代から何度も行ったが、阿蘇
四輪でしか行った事がなかった。
阿蘇はいい。
誰がどうした、あいつはどうだこうだと
いうくだらない下衆な世界とは無縁であ
る事が清らかである事を思い知らせてく
れる。
人の心を浄化させる力を阿蘇は持って
いる。
阿蘇はいい。