現行モデルのホンダの4スト
49ccスクーターに乗った。
あまりの遅さにぶったまげた。
地上で最も遅い発動機付二輪
のように思えた。
同じ49ccのヤマハ2ストジョグ
系とは天と地の差なのだ。
まるで別物。
4スト1種原付スクーターに乗
るのは、経験上1982年のホン
ダの4ストスクーターのスペ
イシー以来だが、今の原付4
ストがあまりにも遅すぎるの
で本当に心底驚いた。
激遅だが交通状況によりリッ
ターあたり78kmも走れるの
が取り得だろう。
新制度で来年から125クラス
でも出力を今の原付1種49cc
4スト程に抑えた特殊原付二
輪が原付免許の対象になる。
50クラスより大きな車格で
今の4スト原付と同じパワー。
もう、まったくまともに走
らない新原付が町を席巻す
る事になるだろう。
とても危険。
スタートダッシュにおいて
一般四輪車と速度差があま
りにもあり過ぎる。
そして、30km/h制限と3車
線交差点での二段階右折は
変わらない。
要するに原付免許で125に
乗れるようになるのではな
く、現行の50の排気量が新
車では無くなるので、特別
新原付としてパワーダウン
エンジンの125を新設して
それに原付免許対応で移行
しただけだ。
「原付免許で125が運転で
きるようになる」のではな
い。
50原付の排気量が新設125
になるだけ。
従前からの性能の125は小
型二輪以上の免許が無いと
乗れない。
単に特殊車両を設けて50の
代替としただけだ。
「原付免許、普通車免許で
125が運転できる」ではない
のだ。よく間違った視点か
ら解説しているサイトが多
いが。
そして、新原付は、今の走
らない4スト50よりもさらに
走らない遅く危険な車両と
なる事は目に見えている。
来年以降の交通事情に注視
したい。
ホンダ、スペイシー(1982)。
未来感があり、めちゃくちゃ
洗練されたカッコよさだった
が、ベラボーに遅かった。
これで、空中に浮くホバー
クラフトのような空中飛行
マシンだったら最高にカッ
コよかった(笑